【クセはなかなか直らない】

写真は納品されたトルコ産いちじく。
トルコ語を目にするのは久しぶりでなんだか嬉しくなりました。
秋に向けて、イチジクを使ったお菓子を出そうと考えています。
生いちじくで作ったジャムとドライいちじくのWいちじく。
スパイスも合わせたら美味しそうだな。

トルコに一人旅したのは6年くらい前。
当時はまだ私も若く、
「現実逃避したい!」
なんて思っていた時期。(今は逃避するくらいなら、今の環境を整えることのほうが自分の為と思えるけれど。)
周りはさぞかし心配したと思いますが、
情勢が安定していた時に行っておいて正解でした。

37歳、自分の行動はいつも同じような流れになっているなとつくづく感じています。

思いついてグッときたら、すぐに動きだす。
→一緒に楽しんでくれそうな周りの人に声をかける
→楽しんでくれる仲間の勢いも相まって、トップスピードで準備が進む
→ふと「私、お菓子屋しながら、これやりきれるのか?」と猛烈な不安に襲われる
→一晩寝て「なんとかなるね。できることをやるだけ。」と開き直る
→仲間と一心不乱に進めていき、疲労困憊。終了後に達成感に満たされる。

この流れを何回経験したんだろうってくらい、毎度同じ流れです。
途中、辛い時も多々あるから、最後の仲間との達成感はいつも格別で、また無謀なこと(周りからみて挑む必要性はないこと)に挑んでしまうのです。

こんな性質ゆえ、結果的に同じような類いの人と一緒に何かをやることが多くなります。

例えば、
「ちょっと確認して連絡します」
とか、
「何かできることあったら言ってね。」
という受け身サポートタイプの人より、
「OK!今確認するね。」
とか
「これは私がやるから、ゆいはそっちお願い。」
という能動グイグイタイプの人。
他人と同じ熱量をもって何かに挑むことは不可能だけど、
近しい熱量を持って挑める人といるのは単純に居心地がいい。
そして一つのことを一緒にやるわけじゃなくても、
何かに突っ走っている様子を近くでみていると爽快な気分になれる。
言い訳したり、批評をして、動かずにいるのは簡単だから。

そして私の周りのそういうタイプの人は台湾人が多い、結果的に。
なので私はついつい台湾やカナダの仲間と何か面白いことができないだろうかと外へ意識がいく傾向にあります。
決して日本人が嫌いなわけではないし、日本人を一把一絡げに同じ類いだと思っているわけではないのであしからず。

ちなみに台湾人の友人たち(仕事で日本人とやりとりしている人が多い)に、
「日本人は返事が遅いのはなぜ?」
と何回か聞かれたことがありました。
「確認作業があるからだと思う。」
と私は答えています。

そんな質問を受けて、私自身も不思議に思って少し考えました。
もちろん時間をおいて考えたほうがいい場合もあるし、
確認も重要なステップですが、
「ちょっと確認して連絡します」

「こちらに無理がないかを確認して判断します」
の意味を含んでいる場合が結構あるんじゃないかと。

ニホンゴッテ、ムズカシイネ。