【新しい世界へ足を踏み入れる感覚】

GW真っ只中、最後の手創り市出店を終え、
その翌日は仕込み、そしてその翌日から3日間はパンタスティック!!@コクーンシティの店頭に立たせていただきました。

陳列の写真も撮ったのですが、

この時点で体力の限界、ヘロヘロにて写真も傾いている。。。

来場された方はご存知かと思いますが、このイベントは
終始ものすごい行列です。
さすがに夜になると来場者も少なくなりますが、お昼間は常に行列。
その中でずっと過ごすのは流石にしんどいので、休憩しながら、そしてたまに外に出て、お客さんを眺めながらの3日間。
私のことを知らない人ばかりなので、お客さんの率直な感想を聞くチャンス。そして他の商品を手に取るお客さんの声を聞くチャンス。
後半2日間はチャリカさんも一緒だったのでとても心強かったです。

手創り市で知り合ったバディ、チャリ姉。
私にはないきめ細やかな心遣いのできる姐さんです。
台湾へも一緒に行き、家も近く、お互いの家族も知っている親友です。

最後の手創り市出店を終えたばかりで寂しさもありましたが、パンタスティックの会場には常連さんや友人たちも来てくれて、とても嬉しかったです。
前回と同じスタッフさんも多くて、なんだかホッとした自分もいました。

そしてパンタスティックでは他の出展者さんや主催者さんとお話しできるのも、私にとっては大きな収穫です。
今回もちょっとワクワクなつながりが出来ちゃったもんね。

これまで参加してきた手創り市やイベントは主に” 作り手 ”の集まりでしたが、
ここは” 経営者 “や” 売り手 “が多く集まる場所。
自分の作ったものを違う視点で見てもらえるし、自分でも違う視点を意識することができます。
ものすごくありがたい場所。

誤解のないように言っておくと、私は作るのが好きだし、これからも自分の手で、自分のアイデアで物作りをしてきたいと思っています。
でも今までの凝り固まった脳みそを柔らかく、新しい意見を柔軟に取り入れていけば、
もっと物作りが楽しくなり、TSUCURITEがもっと喜びや楽しさを提供できるはずと信じています。

主催者さんとは数年前に知り合い、年に数回商業施設での催事に参加させていただき、その会場でお会いできた時にはアドバイスをいただいています。
自然と今ぶつかっている問題を話したくなっちゃうんだよな。
私は自分の仕事上の悩みを話す相手はそういないので、貴重な存在です。
年上にもかかわらず、勝手にオリジナルなあだ名をつけて呼んでいますが、尊敬している兄さんなのです。
TSUCURITEをしっかりと見てくれているありがたき存在です。

そんなパンタスティック3日間を終え、私の中に大きな変化がありました。
お店を構えると決めた1年前から、
「お店の準備、そして開店後はお店を回す事に集中しないといけない」
と焦りとプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。
未知の世界へ足を踏み入れることへの不安、そして変に生真面目な性格が災いして、
「お店ができるのが楽しみ」
だなんて微塵も思えずにいました。
しかし今は
「今までと違う世界に足を踏み入れるのが楽しみ」
と思うようになりました。
いい意味で吹っ切れたようです。
これが世に言うブレイクスルーってやつなのか?!

この1年、TSUCURITEは店舗を構える前にたくさんの実験をパンタスティックの各会場でさせていただきました。
贈答用のパッケージを作ったり、手土産用のパッケージを作ったり、今までのお菓子の見せ方やレシピを変えたり。
店舗を構える前にいろいろと試す機会があったことはとても恵まれた環境でした。
ありがとう、パンタスティック!!

ちなみに春のパンタスティックは、
広島駅ビルASSE、熊本蔦屋書店三年坂店、広島PARCOとまだまだ続きます。
こちらもジャンジャン作って、楽しむぞ〜!!!