写真はきなこブラウニー。
またまたレシピを少し改良しました。
同時に食べ比べないとわからないと思いますが、味の深みが増しました。
リピートしてくださるお客さんが多い商品だからこそ、もっと美味しくしていきたいと思います。
今日のお題はスピード感について。
台湾人とやりとりしてると、
「ゆいさんは返事が早い」
と言われます。
彼ら曰く、日本人は
「検討します」
から返事をするまでがものすごく長いから、なかなか進まない事が多いと。
先日は日本人の友人に人の紹介を頼まれたので、すぐ連絡を取って折り返したら
「はやっ」
と言われました。
でしょ、私もそう思う。
特に私と仕事をしたことのある人はわかると思いますが、
私の返答はかなりクイックリーです。(製造追い込み中を除く)
理由は
「相手と自分の時間を大切にするため」
企画案を出すとか、アイデアを出すとか、そういう類のものは時間をかけて良いものができる場合も多いので、この範疇ではありません。
しかし納品書や、請求書や、振込などなど後回しにしても、誰にとってもプラスに働かないことは、すぐに片付けます。
例えば「請求書を下さい」と言われた場合、
相手としては総額を確認して、振り込みに必要な手続きを進めたいし、他社との経理作業に時間を割きたい。
私としては請求書作成を終えたら、そのタスクが一つなくなる(頭の余白を作れる)
自分の事は自分の責任だから良いとしても、相手に
「請求書こないなぁ。いつ来るんだろ。」
と負担をかけるのは本意じゃないよなと。
もちろん、全てが効率的であれなんて思ってはいません。
友人とくっだらない事を話して大笑いする時間も必要です。
だからこそ、そんな時間を確保するためにも、さっさと手放せることは片付けてしまおうというロジック。
そして何か
「やるか、やらないか」
という決断をする時、最初に聞いた段階でその人の中の答えはほぼ出ている、とも思っています。
第一印象でやりたいと思ったか、やりたくないと思ったか。
直感は経験則(過去の経験と照らし合わせて判断しているという意味)なので、結構当たっていると思っています。
やりたいと思ったけどやりきれる自信がないから迷うとか、
やりたいと思ったけど周りの目が気になるから迷うとか、
やりたいと思ったけど失敗したら恥ずかしいから迷うとか。
私の場合、客観的に自分を見ると、やると決めたらやりきる人だし、
失敗しても恥ずかしいだなんて一切思わないし、
道理に反さない限り周りの目は気にならない。
なので、即答が基本になります。
もちろん、スケジュールを確認するなど実務的な理由で返事を後にすることはありますが。
「もし私がこれをやるって言ったら、家族が嫌がるんじゃないか。」
と大切な人の気持ちを鑑みて迷う人も多いかもしれません。
でもさ、もし自分の大切な人が
「あれやりたい!」
といきいきと話してたら応援したくなるよね?
逆に
「やりたいけれど、あなたに負担がかかるからやめる」
と言われたら、いい気持ちしないよね。
結果的に、相手を気遣うつもりが重荷になってしまうパターンもある気がします。
ちなみに私は3年前?4年前?にカナダのフェスティバルにアーティストとして招待されて2ヶ月ほどカナダで暮らしていたのですが、
それも話を頂いた時に、やると自分の中で決めました。
そして正式にオファーされるまでは誰にも話さず、オファーがきて初めて渉に報告したら、
「行かなかったら後悔するよ」
と言われました。
シンプルに考えること、大人になると少し難しい場面もありますが、
おすすめです。