
3月、ギフトシーズンにつきギフトに力を入れているお菓子屋つくりては繁忙期。
そしてイベントシーズンなので、てんてこまい。
そしてそして台湾のマーケット運営、カナダのイベント運営のやり取りも活況なので、毎日限界まで動いて電池が切れて寝落ちする毎日です。
台湾やカナダに相棒がいて、日本には家族がいるありがたさを噛み締めています。
「ゆいさん働きすぎ!マーケットやイベント運営は仕事じゃないんだから辞めたら?」
と言われることもよくあります。
ただマーケット運営は今や私のライフワークなのであーる。
仕事であるお菓子屋はもちろん楽しく学びも多いのですが、マーケット運営は普段の私の生活の中では交わらないような、立場も国籍も違う多くの人と関わることによる ” 生き方について ” の学びが多い。
一つのことをみんなで協力して進めていく時にはいろんな意見がでてくることは健全ですが、大きく分けて
「個人の利益を主張する意見」
と
「全体の利益を最大化するための意見」
の2つがあるなと。
すごく端的な例を挙げると
「混んでいてお客さんが自分の出店ブースに入ってくるから仕切りを置いて欲しい」
は個人の利益を主張する意見。
「会場が混みすぎて危ないから自分のブースをセットバックしてお客さんのスペースを広げたい」
は全体の利益を最大化するための意見。
自営業は個性が強い人が多く(私も)、自己主張してなんぼと考えている人も多いかもしれないけれど、
その前に相手へのリスペクトを持って、俯瞰して物事を捉えたいと思っています。
私は台湾やカナダでは運営側ですが、日本では出店者側。
「つくりてがそのイベントでどんな役割を担えるか」
を考えて参加するイベントを選んでいます。
例えば、ハンバーガーや焼肉などのガッツリ系のお店が集まる場所は「プラントベースの焼菓子屋つくりて」じゃなくて「アメリカンなドーナツ屋」が相応しいから、たとえ来場者数が多かったとしても出る幕ではない。
そこに出て短期的な利益を上げるより、常連さんに喜んでもらえるようなお菓子作りに時間を割いた方が全体の利益に繋がる。
例えば、つくりての黄色や無垢の木の色がイベントのトーン(色味、雰囲気、趣味趣向)を壊さないか、そんなことも考えています。
つくりてらしさを表現することは役割ですが、それがイベントの心地よさやイメージをアップさせる要素となれなければ、出る資格はないと思っています。
お客さんが心地よく楽しめる場を作ることが第一優先。
” 自己表現 “と ” 我を通すこと ” は似て非なるもの。
そこを履き違えないよう、相手へのリスペクトを忘れないよう気をつけよう。
仲間とマーケットについてのやりとりをしながら、落ち着いた閑静な街に突如現れる原色の広告を見て、改めてそんな事を考えたのでした。
