このたび、
「第2回東京ごはん映画祭」特別コラボ企画!おいしい映画にちなんだレシピコンテスト
にて、グランプリを受賞しました!
webや会場で投票してくださったみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
「野菜を使った料理」部門賞をいただいた時も驚きましたが、
グランプリをとれるなんて微塵も思っていませんでした。
地味なお料理だし、
写真の構図もまだまだだし、
なんといっても玉ねぎだし。
私のブログを見てくださっている方は別としても、
やはり一般的にはお肉・お魚料理の方が支持されると思います。
私の家の周りにも焼肉やステーキのチェーン店がはびこっているしね。
グランプリ受賞の連絡メールを見た時
「・・・ん?」
と思考回路が固まり、その後で手が震えてきました。
なぜか
「うわー」
と独り言をいった後に、とりあえず相棒に電話をして受賞を伝え、
「ありがとう。あなたのおかげです。」
と言うと涙してしまいました。
それから両親にも連絡をしたら、とても喜んで、
「ありがとう。」
と言ってくれました。
ずーっと両親には心配をかけ通しな私ですが、
ちょびっとは親孝行できたかしら。
20代になってから本当にいろんな事があって、
一時は自分の明るい未来なんて想像できませんでした。
そんな中で相棒と結婚して、
最初は嫌だったお料理が趣味となり、
今ではそれが私にとって欠かせないライフワーク・楽しみとなっています。
自分が漠然と想像していた人生と全く違う方向へ走っている事に戸惑う事もありますが、
これまでの人生で今が一番充実しています。
何も言わず、私のやりたい事を常に応援しつづけている両親、
何か違うと思いながらOL生活を送っていた私に
「好きな事がはっきりしてるなら、仕事にしなよ」
と背中を押してくれ、
今も私の地味なお料理生活を見守ってくれている相棒、
とつぜん一人息子の結婚相手として現れた
「東京育ちで未知な女の子」だった私を優しく受け入れ、
この玉ねぎ然り、
いつも美味しいお野菜で私の事を応援してくれる相棒の両親や兄弟、
寄り道ばかりの私を温かい目で見てくれている友人、
いかに私が周りの人に支えられて、
幸せな環境にいるのかを改めて痛感しました。
今回の受賞での1番の収穫は
家族が喜んでくれた事。
自分した事で家族がちょっとでもhappyな気持ちになってくれたかと思うと、
私は本当に幸せです。
2番目は
自分の考え方を共感してもらえた事。
私の事を知らない一般の方の投票が得られた事は
これからの私のとって大きな励みになります。
お料理の楽しさ、
それを認めてもらった喜び、
それを応援してくれる家族や友人たちへの感謝
これをしっかりと胸に刻んで
これからも我が道を突き進んでいこうと思います。