昨日の続きのお話。
同じ要領でパウンドも作ってみました。
上層はハイビスカス(酸性度高め)、
下層がマローブルー。
酸性度が高いハイビスカスは
重曹を入れた瞬間に
「しゅわしゅわ」
と。
これがバスバブルの原理か!
そんなことを思いながら、
焼き上げたパウンドが1枚目の写真。
ハイビスカス部分は紫、
マローブルー部分は黄色。
理由が全然わかりません!
「なんだろか」
と思いながらパウンドを切り進めてみたら、
中心に近い部分がこんな感じになっていました。
上層と下層の境目部分には
青色が残っています。
よく見ると、
外側へいくに従って黄色みを増しています。
生地の中心部に熱が伝わりにくいから、
重曹が反応しづらいって事?!
元々、化学より物理派の私には難解すぎるので、
とりあえずは糸口がつかめそうなクッキーから挑むべし。
ちなみに、
液体類に重曹を入れた後、
熱を加えずにそのまま生地を作って焼き上げると
こんな感じ。
上のはしっこのところに
やや青みがあるかな、という程度で、
ほぼプレーンな生地色。
つまり、
「アントシアニンに重曹を加えて、加熱してから生地を作らないと、
青色は出せない」
という事が確認できたというわけ。
一歩ずつ、ゴールに向かっている感じが
たまらんね。