【緊張しない理由】

ピスタチオのブリオッシュ。
白餡に自家製のピスタチオペーストを混ぜ込んで、ココア生地で包んでいます。
クリスマス用に作ったお菓子ですが、ゆるりと続けようか悩み中。



今日はクリスマスイヴのお話。
厚木店で少し撮影をしました。
詳細は2月に。

つくりてを紹介してくださる常連さんと私の撮影だったのですが、編集者さんから
「會田さん、撮られ慣れてますね」
と。

そんなことない!
そんな数こなしてない!
単に諦めがついてるから、緊張したり、動じることがないだけです。

例えば緊張したところで、
私のスタイルが良くなるわけでもなく、
目がぱっちりするわけでもなく、
お菓子の見た目が素敵になるわけでもなく、
お店が魅力的に写るわけでもない。

日々の積み重ねの結果が今なので、取り繕えるものなんてほぼないと私は心の底から感じているわけです。
だから撮影以外でも、緊張することはほとんどありません。

あとはもう
「かわいく見せたい」
みたいな年齢からは卒業したので、例え変な顔で写ったとて、失うものはないのです。
歳を重ねるって、いいもんだね、本当に。


姿勢良く、その場の皆さんと、その時を心地よく過ごせる事に集中するのみ。

あ、一つだけ経験から学んだのは
「本人は全力で満面の笑顔のつもりでも、撮った写真や映像ではぼちぼち笑顔程度になる」
ということ。
緊張して上品な笑い方になることもあるかも知れませんが、
私は目が細ーくなって、顔がクシャッとなるのも気にせず、いつも通り全力で笑っても、
誌面にのる自分は意外とナチュラルな笑顔に仕上がっています。

写真を撮る時は、全力で笑うのもおすすめですぜ。