【しっくりこない時】

夏がやって来ました。
似合わない白いTシャツを引っ張り出して来て、新たな気持ちで着てみました。
やっぱり、どう贔屓目に見ても、似合わない。
ドロップショルダー、長めの半袖、丸首の白Tシャツを私が着ると完璧に
「体操服っぽい、そしてとにかく似合ってない。」
このチャレンジは3年目です。

そもそも中学生の頃から、
「なんか体操服がしっくり来ていない」
と感じていました。
逆三角形の顔型と上半身の貧相さが強調されるからだろうと推測するも、襟ぐりが大きく開いたものは違和感なく着れたりもします。
袖も短めのフレンチ袖や、5分袖はいける。
なかなか難しいアイテムです。

40歳を過ぎ、20代の頃と比べたら6kgくらい体重が増え、肉のつき方が変わって来たにも関わらず、
ベーシックな白いTシャツの似合わなさは衰えません。
天下一品!

なんかしっくりこない。」
私がここに立つには分不相応な感じがする。」
そう感じる場面って時折やってきます。
やめるとか、断るという選択肢もありますが、私の場合は
「とりあえずやってみる」
を選択することがほとんどです。
しっくり来ていないのは自分の思い込みもあるし、やってたら馴染んでくることもあるから。
そしてなにより、
やらずに見送ること」と「結果はどうであれチャレンジしてみること
には大きな差があると思っています。
「これは自分には合わないんだ。」と確認できたり、
「次はこうしたら、うまくできるかも。」とヒントを得たり、
どちらに転んでも次に活かせる糧を得られるから。
だから私は自信がなくても、堂々とその場に立ってみます。
だからかなりの醜態を晒すこともありますが、後になって
「あの時はひどかったよね、よくあれでいけると思ったよね。」
と笑いのネタを得たと思えば、なんのことはない。

まぁ、この白いTシャツは確実に似合っていないのですがね。