食の展示会FOODEXへ今年も行ってきました。
(2013年の様子はこちら。2015年の様子はこちら。)
元文房具カフェのレシピ開発担当の子と一緒に、
2016年のトレンドを掴むために出陣!
一般の入場は不可、写真も基本的にNGなので文章でお伝えします。
(ぶれぶれの1枚目の写真については後ほど。)
私が見た2016年食のトレンド
スーパーフード
アサイーから始まったスーパーフードが今年も前面に出されていました。
チアシード、マカ、キヌアなどなど。
グルテンフリー
海外セレブのダイエット食が発端のグルテンフリーブーム。
その効果は別として、グルテンアレルギーの人にとってはいい流れだと思います。
グルテンの代替品として使われる大豆粉や米粉などが紹介されていました。
「グルテンフリーの食材、こんにゃくのご紹介ですー!」
なんて声を張っているブースもあって、
”グルテンフリー”という言葉のヒキの強さを確認したのでした。
ドライフルーツやドライチップス
パンケーキから始まったハワイアンブームから派生したのか、
ドライフルーツや果物のチップス類が多く見られました。
ココナッツオイルも健在です。
お米のお菓子
意外だったのがポンセンや米はぜ系の商品の多さ。
全国メーカーというより、地方企業が多い様子。
減り続けているお米の消費量を補うためなのか、
ヘルシー志向のブームに乗るためなのか、
海外向けの商品なのか、
原因は不明です。
抹茶
アジア系バイヤーが多いせいか、抹茶の商品も多く見られました。
実際、台湾の友達も抹茶好きな人が多くいるしね。
ここまでが私の感じたトレンドです。
ちなみに私達が食いついたのはこれ。
(出展者さんの許可を頂いたので載せます。)
焙煎済のカカオ豆です。
焙煎したカカオ豆をそのまま食べたら、チョコレートのねっとり食感そのもの。
製菓材料として売られているカカオニブはこれを乾燥させたものだそうな。
焙煎しただけのカカオも販売してくれたらいいのにな。
最後に雑感。
会場はとても広く、人も多いのですが、
人が集まっているブースと閑散としているブースの差は歴然です。
プロモーションのやり方やブランディング、ブースレイアウトも大きな要因ではあるけれど、
「メディアが取り上げやすいかどうか」
が肝な気がしました。
いい例が「ハリウッドセレブ御用達」「モデル愛用」など、
わかりやすいアイコンがあるもの。
「これを食べたら、私もスタイルが良くなるかも!」
とイメージしやすいものはメディアも取り上げやすいし、
わかりやすい商品なのかしら。
この日、FOODEXで特集を組んでいたカテゴリーのブースが閑散としているのを目の当たりにして、
そんなことを思ったのでした。