写真は、つんつんのしっぽの夏ver.を焼く前の様子。
黄色はかぼちゃ、緑は抹茶、紫色はブルーベリー(見えにくくてごめん)、そして黒は竹炭。
人に渡すとご購入いただく方が多いお菓子です。
夏Ver.は終わり、次は秋ver.だなと。
今日は友人の確信をついた一言。
「想像力が足りないんだよ」
について。
仲の良い友人に会った時に、
「この前こんなことがあってさ、その人がそういう対応をしたらみんな嫌な気持ちになるのは想像がつくのに、なんでそんなことしたのか、私にはわからなくて。その本人ももやもやが残るのは想像にたやすいじゃん?」
と質問したら、返ってきた一言でした。
「想像力が足りないんだよ」
その人はそこまで想像を巡らせていないだけなんだよと。
部下をたくさん抱える友人の一言に、そうかぁ、そういう人もいるんだなと学んだわけです。
自分がこんな発言をしたら相手がどう感じるだろうとか、
自分がこの発言をしたら、目の前の人の顔色が変わったから何か引っ掛かるところがあるんだなとか、
そういうことまで考えていない人も世の中多いんだよと。
妙に納得して、腑に落ちて、それから考えていたのですが、想像力が大切なのは、コミュニケーション全てにおいて言えることだなと。
例えば
「感情的に怒っても、言いたいことは伝わらないし、関係が悪くなるだけだな」
「彼が落ち込んでるから、好きな物を買っていってあげよう」
「自分の主張ばかりだと、相手といい関係を築けないから、相手の話に耳を傾けよう」
「これをあの人にお願いしたら、彼にとってプラスな事は一切ないのに立場的に断れないから追い込んじゃうな」
「大義名分として掲げてるものと実際の行動がチグハグだと、信頼してもらえないな」
「この人はこれがやりたいと言っているけれど、行動からは違う目的があるように感じられることをどう伝えたら、相手を否定せず伝えられるだろう」
などなど、誰かとコミュニケーションを取る時、
「自分がこういう発言(行動)をしたら、相手には何がどう伝わるだろうか?」
と想像する力が重要になるなぁと。
世の中にはコミュニケーションが難しいと感じる人も多いらしく、
「コミュニケーション術」
を指南するビジネス書がたくさんあって、ランキングでも上位にきています。
図書館で評判の1冊借りて読んでみたら、すぐに試せる小手先のHow toがたくさん書いてありました。
確かに役立つ場面もあるなと思った。
頭を使わなくても、それを法則通りにあてがえば、うまく乗り切れる場面もあるなと思った。
しかし、ただ想像力を働かせることさえしていれば、感情を置いておいて、少し遠くから俯瞰すれば、うまく(お互いに心地よく)コミュニケーションが取れるんじゃないかなと思っています。
物作りをしていると、新しいものを作り出すことに気持ちが傾く。
その力が
「創造力」
というやつかな。
でも根底には
「どういうものを作ったら、人が喜んでくれるだろう?」
という想像力がないと、自己満足に終わってしまう。
趣味として自己完結するならいいけれど、仕事として向き合うなら、しっかり考えなければならないところだと思っています。
想像力、これから数年の私のキーワードになりそうです。