【カナダその13 カナダにおけるグルテンフリー】

カナダにいる間、お菓子屋さんやパン屋さん、スーパーマーケット、ファーマーズマーケットなどを見て歩き、
日本との違いを感じたこと、
” グルテンフリー表記が至る所にある ”
ということ。
”gluten free”とか” GF “と書いてあります。

そもそもグルテンフリーとは何かというと、
” グルテンを含む食品をとらない食事法 ”
のこと。
グルテンが体に合わない人はもちろん、最近はダイエット法として、そして健康法として取り上げられているので、
耳にしたことがある人も多いはず。
その真偽はさておき、私は単純にグルテンフリーのお菓子づくりについて興味があります。
実際にグルテンフリーのお菓子を作りたいというよりも、
知らないことを知りたいという単なる好奇心。

今回、何店舗か足を運んだうちの一つが1枚目の写真のお店、
Edible Flour.

そして何個か食べた中で印象的だったのがこちら。

GFレモンクッキー。

食べてみたら、
「しっとりしたホロホロ食感のパウンドケーキ」
という感じ。
要は、
つなぎの働きをするグルテンがない→ホロホロ
しっとりさせて形を保とうとする →パウンドケーキみたい
ということだろう。
今まで食べてきたクッキーの既成概念を持って食べるとびっくりしますが、
これはこれであり。

ちなみにグルテンフリー商品は、他のものよりもお値段が高め。
それでも成り立っているということは、需要があるということなんだろう。

しっとりさを保つために、油分が多めなのかなという疑問が湧いたので、本屋さんへ行ってみました。

お菓子やパンの本がたくさんありました。
ベジタリアン本もコーナーが設けられるほどたくさんあります。

私は悩みまくった挙句、その中から2冊お買い上げ。

グルテンフリー、ベジタリアンのお菓子本を1冊づつ。
本はカナディアンサイズで、大きくて重いけれど、日本では手にとって見ることができないので自分へのお土産として持ち帰ってきました。

何が体にいい食なのかは置いておいて、単純に
「食の選択肢が多い」
ことはいいことだと思います。
移民が多いカナダだからこそ、いろんな趣味趣向、バックグラウンド、体質の人に適応できる食の需要があり供給があるんだろうな。

島国日本との違いをひしひしと感じたのでした。