卵や乳製品のアレルギーに次いで、多く聞くのがナッツアレルギー。
そこで、つくりてのレシピ公開の第2弾。
(第1弾はこちら)
今日は卵・乳製品・ナッツ不使用の基本クッキーをご紹介します。
家庭用の電気オーブンで作れるレシピです。
脂質が少ないバージョンはまた後日掲載予定です。
卵・乳製品・ナッツ不使用の基本クッキー
材料(家庭用オーブンの天板1枚分)
なたね油 55g
水 40g
きび砂糖 55g
きな粉 45g
薄力粉 220g
塩 ひとつまみ
作り方
1、ボールに油と水を入れる。
ボールの下にスケールを置いて、計量しています。
2、ヘラで1分くらい混ぜて、乳化させる。
これがポイント。
写真は30秒くらい混ぜたところです。
全体が白っぽくなるまで混ぜます。
ここでしっかり乳化させないと、あとで混ぜる小麦粉に油が浸透せず、
表面に油が浮いてベタベタな仕上りになってしまいます。
3、砂糖を加えて混ぜる。
塊になっているお砂糖の場合を除いて、そのまま入れてOKです。
混ぜた後はこんな感じ。
4、薄力粉と塩、きな粉を加えて混ぜる。
私はザルでふるっています。
(粉ふるいは隅々までキレイにお掃除しづらいので使いません。)
ザルをふって、小麦粉を落としていきます。
自然に小麦粉が落ちていかない時は
スプーンなどで小麦粉を混ぜる様にして、ふるっていきます。
この時のポイントはスプーンの背で小麦粉を押さない事。
押すと小麦粉が塊のままザルを通過してしまうので、
ザルの意味がなくなってしまいます。
そして生地が一塊になるくらいまで混ぜます。
6、オーブンシートの上に移し、めん棒で厚さ5mm程度に伸ばす。
中心に生地を置き、めん棒の両端にスケールとなるステンレス棒を置きます。
ステンレス棒がなければ厚さ5mm程度の割り箸などで代用してもOKです。
(コンビニの割り箸は4mm位らしい。)
段取りよく焼きたい方は伸ばす前にオーブンを180℃に予熱スタート。
7、好きなサイズに切れ目を入れる。(or 型抜きをする)
切れ目を多くした方が、カリッと焼き上がります。
私はステンレスの棒を使っていますが、定規でもOK。
もちろんクッキー型で抜いてもOK。
ナイフを使う時は、オーブンシートが切れないよう注意して下さい。
8、オーブンを180℃に予熱する。
段取りよく焼きたい場合は生地を伸ばす前に予熱し始めて下さい。
ちなみに私は早めに予熱が完了してピーッと音がなってしまうと焦るタイプなので、
ここらへんはご自由に。
9、予熱が終了したオーブンにクッキーを入れて、170℃で10分焼きます。
10分経ったら天板を取り出し、手前と奥を逆にして、さらに10分焼いてできあがり。
出来上がり100gあたり392kcal、脂質13.4g
ちなみに私が家で使っているのは
PanasonicのビストロNE-BS1000です。
焼成時間や焼成温度はオーブンによって調整をお願いいたします。
このきな粉の割合だと、きな粉の主張は弱いので、
「基本のレシピ」としました。
きな粉の割合をもっと増やしていくこともできますが、
生地がもろくなり扱いづらくなります。
その場合は水分量も増やす必要があるので、
初めての方はまずこちらのレシピ通りに作ることをお勧めします。
ナッツアレルギーの方も食べられるクッキーのレシピが
広がっていきますように!