7月1日、
文房具カフェの夏デザートがデビューしました。
写真左側は白桃と梅を使ったゼリー。
梅ゼリーにサイダーを注ぎ、白桃のソルベをのせました。
写真右側は
トマトと甘酒を使ったババロアの上にマンゴーソースを注ぎ、
トマトを凍らせたものとクリームを少しのせました。
個人的には
トマトのババロアが好きだけど、
一般的には桃&梅のゼリーの方がウケるだろうなと予測。
ちなみに、
私が納品させて頂いているイートイン用の
「お豆腐ガトーショコラ」
も、甘夏を使った夏バージョンになります!
文房具カフェのメニューに携わらせて頂く様になってから、
2年弱、
仕事としてのメニュー作りの難しさを日々感じています。
それまでの私が考えていたメニューは
あくまで自分が作りたいもの、食べたいものがベースでした。
しかしお店で提供するとなると、
その視点だけではもちろんダメ。
他のお店を見て、
どういう食材やメニューが人気なのか、
どういう仕掛けがあるとワクワクするのか、
どういうやり方にすればスタッフのオペレーションがスムーズなのか、
などなど、
いろんな視点から作り上げていかなくてはなりません。
先日、カフェメニューを一緒に考えている子とファミレスに入った時、
「やっぱり夏はこの材料なんだね」
などと自然に話している自分達に気づき、
少しは成長できているのかなと思いました。
ウケることが主軸になってしまって、
流行りの物や「鉄板」な食材に飛びつくような、
安直な考え方になってしまってはいけないけど、
一つの側面として考えていくべきだなと思っています。
流行りのものを自分達のフィルターに通してアウトプットする、
ウケのいい食材に意外な調理法で挑む、
などなど。
考えている最中は
苦悶したり、
「ダメだー!」
と落胆したりする事もたまにはあるけど、
それが形になった時の喜びは何にも代え難いものです。
これからもどんどん新メニューが登場する文房具カフェ。
用意に苦悶している自分が想像できるけど、
非常に楽しみなのである!