お誕生日の3日前、
打ち合わせでカフェに行ったら、
お誕生日プレゼントにブローチをいただきました。
ステンドグラスのブローチ。
くれたのは
私より10歳以上年下のスタッフ。
おばさん、感動です!
かわいいブローチである事はもちろんですが、
なにより
「そんな事を考えてくれてたのか!」
って驚きと喜びで。
彼女と初めて会ったのはカフェがオープンする前。
どこのお店もそうだと思うけど、
オープンに関わるメインスタッフって、
ものすごく大変。
特に文房具カフェは場所がらもあって、
開店当初からたくさんのお客さんがきて下さって有り難い一方、
主要スタッフは
自分の業務で精一杯な中、
アルバイトスタッフに指示を出しながら、
いろんな問題に直面します。
始めてから見えてくる問題ってたくさんあって、
いくら準備してもしきれない物なんだろな。
そんな中で責任感の強い彼女は最年少にも関わらず
周りに気を遣いながら、
人一倍シャカリキに、
カフェの事を考えて頑張っていました。
私が彼女の年齢の時には、
彼女ほど頑張れなかったのは確実。
私がメニュー考案に関わらせて頂くようになったのは、
オープン3ヶ月後からですが、
いつでも彼女は真面目に頑張っています。
アイデアが豊富で、吸収する力も強くて、真面目で、
たまに変な事を言うかわいい子。
私は彼女くらいの年齢の時、
頑張りすぎて完全にダウンして、
それまで一生懸命進んできた道がリセットされて、
どん底に突き落とされました。
今となっては
「そんな事もあったけど、転機だったのかもねー。」
とあっけらかんとしているけど、
カフェスタッフの彼女の頑張りを見ていると、
あの頃の自分とかぶる部分があって、
私は勝手に心配しています。
私が文房具カフェでお手伝いしたい事は、
「もっとお客さんが喜んでくれるお店にする事」
と、
「スタッフが楽しく働けるお店にする事」
だと思っています。
スタッフ自身が楽しくなけりゃ、
お客さんだって楽しくないはず。
ふとした時のスタッフの笑顔とか、
そういう小さな事が積み重なって、
その場所の【空気感】は作られていくからね。
その2つのバランスをとるのは難しいけど、
私は精一杯やりますよ!
過去のつらい経験は
活かしてなんぼ。
そんな事を改めて思った1日でした。
スタッフの
やる気とユーモアがいっぱいな文房具カフェを
どうぞよろしくお願いいたします。