写真は
自家製すももジャムとカシューナッツのケーキ。
すももの甘酸っぱさ、
カシューナッツの甘さ、
抹茶の渋みが
なかなかのお気に入り。
ふわっふわ過ぎて、袋詰めが大変だこりゃ。
鬼子母神手創り市用にこのケーキを焼いた時、
気持ちもふわっふわした日々でした。
現実味がないというか、
まるでファンタジーの中にいるような感覚。
ちょっと変な事が起きていたのも
それを助長したんだろな。
カマキリが自転車にしがみついて離れなかったり、
鼻のみを隠すマスクの人とすれ違ったり、
公園散歩の時に話しかけてきたお爺さんが
「ここは子供と犬と自転車の天国さ。」
と連日私に言い残して去ったり、
鈴生りになった赤い実の束が
離れた場所で何ヶ所にも落ちていて、
その翌日には姿を消していたり、
家の中で白い影を見たり。
霊とかそういう物は
「あってもおかしくないよね」
と否定も肯定もしないタチですが、
おじいさんが別世界の使者で、
近々私はそこに誘われるんじゃなかろうか、
なんてワクワクしていました。
今となっては
「赤い実を食べておけば良かった!」
と思うけど、
後の祭とはこの事。
この文章を書いていて、
「なに訳わからない事を書いてるんだか」
と思うけど、
とりあえずファンタジーな日々はなかなか楽しかったです。
疲労で現実逃避しているわけじゃないので、
ご安心を!