薄雲りの日、
相棒の実家の田植えに参加しました。
1枚目の写真は日焼け対策をして、
田植機に乗る私。
いつもやりたいと言いながら予定が合わず、今年が初参加です。
相棒家が代々引き継いでいる田んぼ。
義父は会社員ですが、
「自分たちで食べる分を作る」
というスタンスで続けています。
私は稲刈機や田植機に乗るのが大好きです。
なぜかはわからないけど、
「ヤンマー」
とか
「クボタ」
の文字を見るだけでワクワク。
むき出しのレバーはかっこいいしね。
下の写真は後ろから見た様子。
苗を背負っています。
両サイドにある赤い車輪の様な物は
次の列を走るときのガイドラインを付けるもの。
やってみると、稲刈りより田植えの方が難しい。
ギアを入れ替えたり、
ガイドラインをつける車輪をおろしたり、
車の運転をしない私は
どれか忘れてしまいそうになります。
義父は真っ直ぐに植えられるのに、
私はガタガタ。
でも田植機って面白い!
「真っすぐに植えよう」
という事だけを考えて過ごす時間は
私の頭をスッキリさせてくれました。
以前、相棒側の親戚と会った時、
長男の嫁(私)が実家のお米作りに参加すると聞いて
「いいお嫁さんだ。」
と言われました。
東京育ちの一人っ子が
土いじりに参加するのは意外だったのかもしれません。
私の中で
「いつも美味しいお米をもらってるし」
という気持ちがゼロではないけど、
やりたいから参加してるだけなので、
そう言われると
「いいお嫁さんなんかじゃないのにな」
とモヤモヤした気持ちになります。
義母には
「女性陣であれに乗ったのはuitatanが初めてよ。すごい!」
と言われました。
今は機械作業が中心で力仕事はほぼないし、むしろ
「あんなに楽しいのに参加しないなんてもったいない」
と心底思います。
やろうと思ってもなかなか出来る事じゃないしね。
当たり前の様に売られている精米されたお米が
手間ひまかけて作られているという事を体験すると、
お米が更に美味しく感じられる様になります。
「こんな大切に育てられたお米なんだから、
美味しく食べたい!」
という気持ちも強くなります。
お昼は
田植えをしている間に義妹&義母が作ってくれた御飯。
・トマトと水菜ときゅうりのサラダ
・ジャーマンポテト
・焼売
・3色そぼろ御飯
相棒の実家の御飯は
いつもお野菜たっぷりで美味しい。
今回も美味しかったなぁ。
その後、みんな疲れ切ってお昼寝タイム。
そんなに長い時間作業していたわけではないのに、
お日様に当たって体力を消耗していた様子。
シロウトは足手まといだろうに
快く受け入れてくれる相棒両親のおかげで、
楽しい1日でした。
来年は田んぼを均したり、
苗を育てるところから参加したいな。
ちなみに下の写真は
相棒の実家の隣にある畑の様子。
トマト、きゅうり、玉ねぎ、里芋、茄子などなど、
たくさんの苗が植わっています。
果樹のなる木もたくさん。
お母さんの説明を受けながら、
「こういう暮らしっていいなぁ」
とつくづく思ったのでした。