山梨旅行2日目の早朝。
ホテルの窓から見えた朝焼けの富士山です。
やはり富士山ってとても綺麗だなぁと
しばらくぼんやりと眺めていました。
この日は車で街を少し周り、
その後はホテルでのんびり。
運動不足&食べ過ぎの私。
お腹を空かせないと晩ご飯が楽しめないなと、
ホテルのある笛吹川フルーツパークを散策しました。
今はオフシーズンで人気はまばらです。
そこで見つけたアスレチックに挑んでみました。
29歳にもなってアスレチックって、という声が聞こえてきそうですが、
これがなかなかおもしろい。
「昔は綱を持ってすいすい渡ったのになぁ」
と思いつつ、そこにあった遊具を順番に制覇しました。
それから相棒のお母さんのところへ行って、
お茶をのみながらのんびり。
お母さんとゆっくり話す機会が今までなかったので、
そんな時間が今回の楽しみの一つでした。
お母さんの子供の頃の話、
独身時代の話、
お嫁に行った時の話、
いろんなお話を聞く事が出来ました。
そして私の事もお話しました。
というのも、お母さんは私の事を
東京育ち、一人っ子、小学校から私立の学校、国公立の大学卒業
というキーワードから、
お嬢さまのように思っているのに気づいていたから。
私たちの結婚当初から
「婚約指輪を買ってあげなさい」
とお母さんは相棒に何回も言っていました。
それは私が宝石やブランド志向のお嬢さまだと思っていたから。
私は
「そんなのいらないんです。
そのお金で旅行に行った方が嬉しいんです。」
と言い続けていたのですが、
それが私の遠慮や我慢だと思っていたようです。
実際の私はお嬢さまでもなく、
素朴で地味な人間で、
「物より思い出」趣向で、
それを知ってほしいという気持ちがずっとありました。
でもゆっくり話せる機会がなく5年が経過してしまいました。
そしてやっと時間を気にせず、富士山を眺めながら2人でゆっくりと話し、
お互いの事を知ることができた気がします。
もちろん全部とはいきませんが、
結婚してから5年以上モヤモヤっとしていた気持ちが
スーッと晴れました。
翌朝、朝ごはんを食べながら話していると、
「●●(相棒)にはもったいないお嫁さんだよ。
本当に2人は合ってるね。
涙が出てきたよ。」
とお母さんが嬉しそうに言いました。
私は決して出来た嫁ではありません。
長男の嫁としての役割を果たせていないし、
親孝行もできず、
お母さんたちには心配をかけ通しです。
でもお母さんが喜んでくれているのを目の当たりにして、
とても嬉しく思いました。
大変な事や辛い事もあるけど、
相棒と結婚して、
優しくて暖かい相棒の家族に囲まれて、
本当によかった!
恩返しができる日がくるのか、
考え始めると頭がグルグルしてきますが、
これから時間をかけて、
本当の親子の様になれたらいいなと心から思います。
ちょっと旅の内容から話がそれてしまいましたが、
次の写真は2日目の夜の晩ご飯。
The会席といった晩ご飯です。
これでもかというくらい色んな食材が使われた献立。
目で見ても楽しく、
そして素材の味を活かしたお料理の数々に
大満足です。
今回の旅行では楽しく話をしながら、ついつい食べ過ぎました。。。
2日間で1kg増量。
でも
とにかく楽しかった!