久しぶりに多摩川サイクリング。
この日は曇天だったこともあり、多摩川沿いのサイクリングロードは空いていました。
来月、相棒の友人、先輩夫婦、私の友人で
シマノバイカーズフェスティバル
という自転車の大きな大会に参加することになりました。
今回は走行距離90キロ、積算標高差1000mのロングライドコース。
昨年も参加したのですが、ちょっとコースが変わったらしい。
長距離ライドからは遠ざかっていたので、
この日は30キロちょっとしか走っていないのに、
膝上がじんわりと痛い。。。
あと1ヶ月で少し練習を積んで、
本番を楽しめる様に整えねば。
話は変わって、金曜ロードショーで見たこの映画。
公開時に見に行こうか悩んだ末、
ダークな気持ちになりそうでちょっと先送りにしていました。
内容は
実際に小学校の授業で行われた
「ペットとしてクラスで豚を飼い、最後にそれを食べる。」
ことを通して、命の大切さや食べることの意味を学ぶという試みです。
最初、生徒たちは深く考えず豚のPちゃんを飼い始めるのですが、
だんだんと愛着が湧いていきます。
自分の給食をPちゃんにあげるために残す子、
給食で出てくる豚肉料理に疑問を持つ子、
いろんな子供たちの変化が現れます。
そして生徒たちは卒業を控え、
「Pちゃんを食肉加工センターに送るのか、否か。」
の議論を重ねて・・・という話。
賛否両論あるとは思うけど、
私はとても有意義な授業だと思いました。
小学校の高学年で行えば、
動物の命の大切さ、
その命をいただいて食べることの重要性、
いろんな角度から見て考えることが出来るから。
低学年だと考える力がまだ十分でないだろうし、
中学生になってしまうとストレートな物の見方が弱くなりそうだから。
この映画を観ている途中で相棒が帰宅したのですが、
私の顔をみるなり
「ずいぶん見入ってるね。」
と。
観てから私が考えたこと。
人間はなにかを食べずに生きていけなくて、
そのためには植物や動物などの生物の命をいただかなくてはいけないのは事実。
私に出来ることは何かと考えると難しいのですが、
・食べ物をきちんといただく
食材は余すところなくいただく、
腐らせない、
外食時は残さない。
・加工/生産の過程で明らかに惨いものは買わない、選ばない。
一番いい例はフカヒレ。
・きちんと味わって食べる
当たり前のことですが、
改めて強く思ったのでした。
何年か前から、食をテーマにした映画が流行っている。
「いのちの食べかた」
「未来の食卓」
「キング・コーン」
「おいしいコーヒーの真実」
ドキュメンタリー好きな私は興味があるものの、
観た後にとても考えさせられ、ダークになってしまったりするので、
元気なときに限ってみることにしています。
知らないけど、知っておかなきゃいけないことが
世の中にはまだまだあるな。