「対岸に島が見えてさ、気になって泳いで行ったらそこに暮らす人がすごく面白い方達で仲良くなったのよ。面白かったから今度一緒に行かない?」
始まりはいつもこう。
私はぐっと心掴まれる人やモノを見つけたら、周りの目やその先の事は全く考えず突き進む。
すごい勢いを持って突き進む。
そこでベースを作って、仲間を募って巻き込んで一緒に楽しむ。
私はこれを繰り返しています。
噂とか人の評価は本当にどうでもよくて(私をよく知る人はうなづくはず)、直接自分の目で見て、話して相手を信じる。
人間だから揺れることもあるけど、無条件で信じないと相手もこちらを信じてくれないと気付いたのはここ数年です。
そんな私を応援そして面白がってくれる諸先輩方や一緒に楽しんでくれる仲間がいてくれて、本当に幸せな環境だと思っています。
マイノリティは排除されやすく、認めてくれている事だけでありがたいのに。
特攻隊長みたいな私だけじゃ何もできないから、仲間は必須なのです。
この秋はこれまで参加していたイベントや出店をいくつか見送りました。
初チャレンジの百貨店出店、毎回チャレンジの場として参加させて頂いているパンタスティック!!、そして国分寺店と厚木店と通販で限界越えなのは明らかだったので。
正直、
「調子に乗りやがって」
と思われても仕方ないと思っています。
たぶん、そう思われたとも思います。(自称コミュニケーション能力高めなので、そういうのはわかる)
でもやっぱりね、私は安全な場所からエイヤーって飛び出して行きたい。
結果が想像できる安全帯にいたら、私は腐っていくタイプだから。
そして飛び出したその先で、仲間を巻き込んでみんなで楽しめる場を作れる自信があるから。
まずは私が特攻隊長として挑まないと、そんな物語も始まらないんだもん。
同時に、私にグッと近づいてきてくれた人もいます。
今の自分と波長が合う、お互いの成長につながる人なんだと思っています。
自分の心持ちや判断が変わると、こんなにも見える景色が変わるものなのねと思ったこの1年でした。
お菓子屋と一言に言っても、
毎日お店を開いて地域の人たちに愛されるお菓子屋、
メディアにもどんどん載ってキラキラ見える雲の上のお菓子屋、
イベント出店のみのお菓子屋、
いろんなスタイルがある。
どういう世界で、どう言うやり方で、どういう人たちと、どういう楽しみ方をするのか。
どんな経験が自分の心に響くのか。
私の場合は自分の特性を考えると、今のように
「お店と外部へのチャレンジのハイブリッド」
が一番自分の力を活かせるだろうと思っています。
去年今年は国外に出られませんでしたが、コロナが落ち着いたら、私はまた外に出ていこうと思っています。
外に出て、そこで得たものをホームで活かす。
お店にとってもプラスになるように、しっかりと取り組もう。
また先日「外部」へのチャレンジとして行った
「恵まれない子供達へお菓子を寄付」
ですが、公表する前は、干される可能性もあるなと思っていました。
それでも公表する意味はあると思ったから、ちょっとビクビクしつつ発信しました。
がしかし、その後友人からメッセージが届いたり、同じ志の仲間が見つかったり。
どのような形かはわからないけれど、無理なく、継続できる環境は整いそう。
ということは、間違った方向に進んでいないという証なんだと信じています。
自分を活かせる場は自分で作る。
もちろん周りの人達の協力があって初めてできることですが、
ポンと与えてもらおうだなんて100年甘いのであーる!
軸をしっかりと持ち、時に脇道にそれそうになっても、間違った方向に行かないよう気をつけて
いざゆかん。