【楽しいって】

写真は先日、NAKED QUILT5周年記念個展にお邪魔した
くまクッキー。
高さ21センチという巨大クマ。
デパート催事と地方催事が重なった時期に金型を作ったり準備を進めるのはしんどかったけれど、楽しかった。
NAKEDあきのさんが声をかけてくれなかったら、
この楽しさはなかったね。
ありがとう!

今日はその「楽しい」について。
ブログを見て下さっているお客さんに
「私も楽しいことを仕事にしたいです」
と言われる事がしばしばあります。
その方々が思い描いている「楽しい」ってどういう形なんだろう。
私の言葉が足りなかったなぁ、と反省することもあります。


IGでもブログでも、気付けば私は「楽しい」を連呼しています。
偽りなく、本当に楽しいです。
誤解なきよう書いておくと、イェーイみたいな楽しさはごくごく一部、上手くいかず1人悔し涙する事も多いのはお伝えしておきます。
出川哲朗風に言うところのリアルガチ。
だからもし今の仕事が辛いから独立して楽しく過ごしたいなんて思っている方にはおすすめしませんぜ。
隣の芝が青く見えてるだけですぜ。


私、特に最近はその楽しさがグッと増しています。
ありがたいことに忙しさは年々ひどくなっているし、限界ぎりぎりですが、このタイミングで楽しさもマシマシ。
自分でもなぜだろうと思っていたのですが、少しわかってきたので、今日はこのお話をば。


お店を構える前、催事やイベント出店と通販のみの営業だった頃は月に一回、手創り市に出る事が楽しみでした。
この「楽しい」は・お客さんと会える・出店仲間と会えるが主でした。
要は「みんなでお祭りイェー」。
今、同じ手創り市に出ても楽しいとは思いますが、同時に物足りなさを感じると思います。
なぜなら、ぶつかる壁も自分が経験してきたものや想像の範囲を出ないし、その楽しさももう十二分に経験済みで、想像を大きく上回るものはそこにないから。
じゃあ私の ” 楽しい ” って何か。

お菓子作り自体が楽しい。
これは開業する前からずっとそうです。
経験的、科学的、直感的アプローチを織り交ぜて試行錯誤する事と、自分の手でモノを作ることが楽しい。
新しいお菓子をじゃんじゃん出していくのは、楽しいからです。


お菓子を通していろんな方と出会える事が楽しい
これもずっとそう。
私は人が好きなのでね。
お客さんの他に商業施設の担当さん、イベント主催者さん、原材料の生産者さん、同業種の方、メディア関係の方などなど。本気でやっていなかったら出会えなかっただろうプロの方々からたくさんの刺激とヒントを頂く機会も多く、仕事として取り組んでよかったなぁとしみじみ思います。

加えて最近は
社会との関わり方を考えるのが楽しい
これがプラスされて、楽しさマシマシなんだとわかりました。
例えば、つんつんのしっぽシリーズは売り上げの一部をかながわペットの基金に寄付しているのですが、「ささやかでもお菓子を通して、保護動物たちの力になれるぞ」とわかって動くと楽しい。
先日の養護施設など恵まれない子供達へのお菓子の寄付も同じ。
その他にも
「こういう値段帯で、こういう場所で、こういうコンセプトのお菓子を出したら、こんな人がこんな使い方をしてくれるかも」
と想定してチャレンジして、反応があると楽しい。
やっぱりそうかー、も全然ちがったやー、も。
もちろん一筋縄にはいかないけど、粘り強さは自信があるので、いつも最適解を探して何年も彷徨って、模索していくのこと自体が楽しい。
すると意外なところで見てくれている方がいらしたり、知らないところで応援してくれている方がいらしたり。
ひとまずアウトプットしないと何も始まらないので、1人その課題に黙々と向かい合う時間は孤独だけど必須です。


そしてSNSの発信も然り。
以前は見え方を気にして自分の考えをストレートに書けませんでしたが、最近は思ったままに書くようになりました(誹謗中傷、偏見などは要注意してます)
すると「ゆいさん見て、元気もらいました」なんて前向きに捉えて声をかけてくださる方がグンと増えました。嬉しいよね。

「いろんな事があってしんどいけど、頑張っていこう」と言う人もいるけど、そこに焦点を当ててるから、そう見えるんだと思う。世の中、心温かい人が多い。ほんと捨てたもんじゃないよと心底思います。

ちょっと話がそれましたが、苦しさと楽しさは表裏一体で、苦しんだ時間があるから抜け出せた時の楽しさは跳ね上がる。
何でもそうですが、苦しいところで投げ出したらその楽しさって味わえないよねと思うのです。
完全にマゾ的発想ですが、経営者のマラソン率が高い理由はそこなのかなぁと思う今日この頃。


悔し涙流して、「しゃーーーー!」ってガッツポーズで喜んで、そんなことを繰り返している私は我ながら子供かよと思うアラフォーです。

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