【感情をシェアする】

ドアップのバターサンド。
クッキーのザクザク感が伝わるかな?
焼菓子屋として、このクッキー部分はかなり自信ありですぞ。

今日は先日の話。
雑誌の取材が決まり、その直後に会ったり連絡を取った友人に
「取材してもらえることになったよー」
と報告したのですが、
反応が大きく分かれたのがとても興味深かったです。

「嬉しいね」
と自分の事のように喜んでくれた人と、そうでない人。
興味がなさそう、ちょっと嫌な表情をした方も。
相手と自分の心の距離が見えた気がしました。

こういうとマイナスに聞こえてしまうかもしれないけれど、相性や立場やその人のその時の精神状態にも寄るので、
単にその事実のみを受け止めたという感じです。

そこでの大きな学びは
悲しさや辛さをシェアするより、
喜びをシェアする事の方が難しいのかもしれない
ということ。

死や別れなど悲しみは自身の過去の体験に紐付けて想像できる部分があるから、共感しやすい。
しかし喜びは過去の自分の体験と紐付ける前に、聞いた側のその時の自身の境遇と比較してしまいがち。
それをさておいても一緒に喜んでくれる人って貴重なんだとしみじみ感じた次第です。

逆に考えると、誰かの成功や喜びを
「ほんと良かった!」
と思えるなら、私は完全に相手に全幅の信頼を置いているということなんだなと。


そういう人が周りにいてくれるから、私は自分が思うよりハイパワーで前に進めているんだろうな。
自分磨きを怠ったらおしまいだね。