【広島の旅その2 POP UPに初挑戦】

広島2日目。
この日は朝開店前のPARCOでパンタスティックの陳列を自らさせていただき、
その足で駅ビルASSEの特設会場へ。

エスカレーター前の特設会場でPOP-UP販売をさせていただきました。

商品ラインナップが少ないので、他のブランドの雑貨もディスプレーさせていただきました。

そしてスタッフさんも常駐。
入れ替わりで3名ほどのスタッフさんが来てくださったのですが、
みなさん暖かくて、面白くて、ありがたい。

エスカレーター前とはいえ、駅の改札への抜け道みたいな場所なので、苦戦するだろうと覚悟していました。
でも売り上げを伸ばさないと、声をかけてくれた運営の皆さんに申し訳ない。
できるだけのことはやろうと意気込んでいました。
加えて広島の人は初対面で少し様子を伺う傾向にあると聞いていたので、
私の自然体” 人見知りとは無縁なスタイルでの接客 ”は嫌がられるかなぁと。

がしかし、その予想は大きく裏切られました。
いつも通り話しかけても受け止めてもらえるし、足を止めてくださる方も多く、アウェー感ゼロ。
友人も来てくださり、
スタッフの皆さんとのお話も楽しく、非常にリラックスして過ごすことができました。

中でも1つ、心に残る出来事がありました。
アンガトーの試食を食べたお客さんが
「とても安心しました。」
と。詳しくお話を伺うと、
「仕事で疲れて、それを癒そうと甘いものをよく買って食べていたのですが、食べた後に全然癒されなくて、むしろ罪悪感が募ってしまって。でもこれを食べた時、ハーブの香りに癒されて、なんていうかとてもほっとしました。」
と。
(本当はもっとプライベートな具体的なお話をしてくださったのですが、それは割愛します。)
そしてアン・ガトーの箱をどれにしようかと悩んで悩んで、一つ手に取り、
「これでしばらく頑張れます。」
と仰ってくださいました。
私は膝が崩れ、
「広島来て良かったです!!!」
とお伝えしました。

TSUCURITEのお菓子が誰かの力になることができて感動。
お菓子屋をやっていて良かったと心底思いました。

こうして11〜21時、ノンストップのPOPUPは無事に終了しました。

このような機会を与えてくださったCITYLIGHTSの皆さん、ASSEさん、
ありがとうございました!
私は疲労感と、スタッフの皆さんと仲良くなれた嬉しさと、お菓子屋の楽しさと、接客の面白さと、この先のワクワク感と、いろんな思いに満たされていました。

やっぱり新しいことにチャレンジするって楽しいね。