1枚目の写真は
今回の旅で一番印象に残った風景。
潮がひいた地面を歩く鹿です。
さっきまで水の中で漂っていた藻(?)が
地面の上にペタッと着地して、
その中を鹿が歩いていました。
カウボーイが
「あばよ」
と捨て台詞を残して砂漠の中に消えていくような、
寂しさとかっこよさが混在するような眺めでした。
そして可愛かったのがこいつ。
こいつは奥にある岩と岩の間をすり抜けようとチャレンジするものの、
足がひっかかって、なかなか抜けられなかった様子。
足を出してはひっかかり、少し戻り、
またチャレンジするという繰り返し。
最後には上手くすり抜けて向こう側へ行けたのですが、
そこまでしてココを通りたかった理由はなんだろう。
外から回っていけば簡単なのに。
可愛いヤツです。
そして宮島の丘の上の方を歩いていた時に出くわしたのが
これ。
鳩と鹿。
お互いに我関せずというスタンスらしく、
地面に落ちている何かを食べています。
木の陰といい、自由に動いている動物といい、
なぜかドラゴンクエストの実写版のように思えました。
宮島にはたくさんの鹿がいましたが、
厳島神社などがある海岸近くにいる鹿は角が切られていて、
人に慣れています。
エサをねだるような行動を見ていると、複雑な気持ちになります。
しかし、丘を登っていったところにいる鹿は
角がそのまま生えていて、
人に慣れていない様子。
人間と動物が共存するのって難しいね。
そんな事をつくづく感じたのでした。