毎月フィリングをかえて作り続けている
ぐるぐるクッキー。
5月は
6種のフルーツと3種のナッツを使ったものにしました。
フルーツは
洋梨、プルーン、りんご、甘夏、シークワーサー、レーズン、杏。
ナッツは
くるみ、アーモンド、カシューナッツ。
旬の時期に仕込んでおいたコンポートやジャムを使って、
私好みのものができ上がりました。
このシリーズ、
そこまで人気はないのですが、
「この前食べたら美味しかったので」
とリピーターさんがいるのが嬉しくて、
作り続けています。
ちょっと話は代わり、
先日知り合いの方が
「ホンモノを知ると、やりづらくなる。
それを頭においておいた方がいいよ。」
とアドバイスを下さいました。
具体的には
「本場のもの」と「日本仕様のもの」の違いを知ってしまうと、
「日本仕様のコレは、ホンモノじゃない!」
という葛藤がうまれるし、
本場のものを日本で作っても、
日本仕様のものに慣れ親しんだ人にはfitしないこともある、
という事。
それを聞きながら、
確かにそうだろうなという想像はできました。
と同時に、
「私は葛藤に苦しむ事はないだろうな」
とも思いました。
なぜなら、
自分が美味しいと思ったものを作るだけだから。
こんな事をいうと、
「稼がなくてもいいや」
という自立心のない人に思えるけど、
そういうつもりはありません。
むしろ
相棒に養ってもらおうなんて気はサラサラない
可愛げのない私。
じゃあなぜそう思うのかって、
「作りたくないものを作るんじゃ、自営業をやっている意味がないし、
自分がいいと思うものを作っていたら、
共感してくれる人がいる」
と思えるから。
多くの人に喜んでもらえるレシピを考えるのは大切だけど、
美味しいものって人それぞれ。
だから、
私が作りたいものを作る
→結果的に喜んでくれる人がいる
→私も喜ぶ
って道をいくだけだなと。
よくも悪くも私は
根っからマイペースの様です。