【焙煎】

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この日は南千住で用事を済ました後、
つくばにある珈琲屋さんCoffee roaster Frestaplusへ。
手作り市でお世話になっている兄さんのお店です。
仕事とか「付き合いで行かなきゃ」みたいな意味は全くなく、
純粋にあの珈琲が飲みたくて、
つくばエクスプレスに揺られてみるの巻。
何の連絡もせずに行って、後ろから
「こんにちはー」
と驚かしてみました。
「ビビッたぁ!」
って、
そりゃ東京にいるはずの私が
いきなりつくばにいたら驚くよね。
焙煎を見学させて頂き、
興味津々な私の質問にきちんと答えてくれる兄さん。
最初はこんな淡いグリーンの豆。
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状態を見ながら、五感をフルに使って焙煎をしていきます。
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そして彼が『ここだ』と思ったタイミングで豆を一気に出す。
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そして冷却していく。
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艶やかな茶色に変化していく様は、
命が吹き込まれているかのように見えた。
とても不思議な感覚。
久しぶりに美味しい珈琲をゆったりと飲み、
気負わず自然体で話をして、
すごく贅沢な時間。
『飲みニケーション』
という言葉を聞くけど、
私にとっては珈琲タイムがその役割なんだろな。
正直なところ、
最近の私は心ここにあらずでした。
ミスも多いし、
何事にも身が入らない感じ。
いろいろと考えさせられる機会があったのは確かだけど、
理由はたぶんそれだけじゃなくてモヤモヤ。
こんなに自分でも理由がわからない迷宮に入ったのは
何年ぶりだろうってほど。
その理由がわからないながらも、
「兄さんのところへ行ったら、元気になれるはず。」
と妙な確信をもって行ったのでした。
五感をフルに使って秒単位で焙煎する姿や、
私が持参したグラノーラを、
「ウマいんだよなぁ、これ」
と嬉しそうにしてくれている姿を目の当たりにして、
私の中に引っかかっていた何かがストンと落ちたのでした。
「これでいいんだ。」
と。
私にとって
お菓子作りは大好きな事でもあり仕事でもあるわけで、
ビジネスとして割り切れず、
だからこそお休みもとれず、
その他おざなりにしてしまっている事に後ろめたさもあって、
自分が楽しそうだと思える事しか出来なくて、
自分を信じきれない弱さがあって、
周りから見たら訳わからないだろうこだわりや頑固さがあって・・・
こんな気持ちがモヤモヤの原因だったんだ、
と分かりました。
そんな事を考えていたら、
帰りの電車はあっという間。
直感を信じて、
つくばまで行って本当に良かった。
尊敬している大好きな兄さんの珈琲は最高!
技術はもちろん、
作り手の人柄も味のうちだと心底思ったのでした。
私も彼の様に、
誰かの心を動かせる作り手になってみせるのだ!

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