旧市街から新市街やアジアサイドへ行くフェリーの船着き場に来ました。
このエミノニュの船着き場で食べたのがこれ。
サバサンドです。
柔らかめのフランスパンに焼いたサバ、レタス、タマネギを挟んだシンプルなもの。
レモン汁がかかっているので生臭さもありません。
なぜ船着き場で食べたのかというと
停泊している船の上で作っているんです。
船着き場にいる店員さんに注文すると、
船から渡してくれます。
これが意外と大きくて、
長さが20cmくらい。
2人で半分ずつ食べてお腹いっぱいです。
たしか1個4TL(280円くらい)です。
そして名物のこれ。
ドゥンドゥルマ。
ラン科の植物の根からできているサーレップという材料が
あの粘り気の正体です。
いろいろなフレーバーがあったのですが、
お兄さんが適当にチョイスしてくれました。
プレーン、
チョコ、
赤のはたぶんプラム、
緑のはなんだろう??
この受け渡し方にも特徴があって、
渡す際にわざとひっくり返したり、受け取らせなかったり
かなりフェイントをかけてパフォーマンスをします。
相棒は何回も何回もフェイントされてました。
日本でも一時トルコ風アイスが流行りましたが、
それとは全然違う、
例えようのない食感です。
味も日本のトルコ風アイスよりもさっぱりと甘さ控えめです。
ゆっくりと味わいたかったのですが、
強烈な日差しでドンドン溶けて行くので、
焦って食べきったのでした。
このドゥンドゥルマは至る所で売っているのですが、
どの売り子さんも10代かなってくらい若い男の子。
トルコでは明らかに10代前半らしい男の子が普通に働いています。
調べてみると貧富の差が激しいらしく、
この写真のように
少年が土方として働いているところもしばしば見かけました。
一方で少女が働いている姿は全然見かけませんでした。
そこはやはりイスラム教の教えの影響なのかなと思ったり。
でもイスタンブールはそこまで厳格な信仰心を持っている人ばかりではないみたい。
短パン&キャミソールなんて女性はもちろんいませんが、
布で顔を隠している女性もいれば、
そうじゃない女性もいます。
そんなイスタンブールでも
信仰心のない人が多い日本で暮らす私は
宗教が生活に根付いているんだなとしみじみ実感したのでした。