【正解が分からない】

大量のかぼちゃクッキー。
これからもずっと作り続けていくだろう定番お菓子です。

年が明け、本調子には程遠い現在。
心身の重さを感じ、
「これがみんなが言ってる『男女ともにある40歳付近の壁』ってやつなのか?」
なんて思っています。
まぁ焦らずぼちぼちやろうと思える自分の成長、いや老化?を讃えている1月中旬。

今日はお客さんとの会話で考えたことについて。
先日お客さんが
「どうしたらいいのか、何が正解なのかわからない」
仰っていました。
詳細は書きませんが、
お子さんのことを考えたら、ご自身がどう判断して、どう行動したらいいのかがわからないと。

本音で答えるなら
「選択して『正解だった』と自分が思えるように努めるだけだよ」
です。
だってさ、正解なんて誰にもわからないよ!

例えば私が店舗を構えようと、店舗兼住宅を建てようと決めた時、
それが正解かなんて全くわからなかったし、
言ってしまえば今でもその選択が正解かなんて分からない。
この先、思いっきりコケてお菓子作りを楽しめなくなる可能性だってある。
そもそもお店を構えたいとか、それで生計を立てようだなんて微塵も考えたことがない状況での決断だったので、
ただ私自身と私の周りが笑顔にでいるビジョンを頭に浮かべて、
「今の自分のベストを尽くす。」
「やると決めたなら、楽しんで進める。」
そんなことを考えて、
目の前のことにがむしゃらに取り組んできた、と言う感じです。
あとは
「自分の選択を『正解』にしてみせるんだ、このやろー。」
みたいな、自分に対する負けん気で突き進んでいるのかな。

ただ、私の本音をその方にはお話しませんでした。
なぜならその方と私では過ごしてきた人生が全く違うことがわかっていたので、
それをそのまま伝えたとしても何のヒントにもならないと思ったから。
むしろ
「ゆいさんは強いから」
なんて相手の方が自分を卑下してしまうようなことにつながりかねないなと。
(私は強いんじゃなくて、良くも悪くも合理的に物事を考えるタイプだけなのですがね。)

ちなみに私はありがたいことに子供時代から、自分で選択する事を認められて育てられてきました。
小学校は
「鯉がいる方の学校がいい」
というしょーもない意見を尊重してもらい、
そこから進学、結婚、開業と私自身のことに関しては全部私の考えを尊重してもらいました。

親視点ではたくさんの不安があったと思います。
私視点ではいつでも、
「自分で決めた事は言い訳ができない。責任は全て自分にある。」
と思っているので、真面目に前向きに精一杯取り組むことが当たり前になっているというところ。

話がとっちらかってしまいましたが、
自分の選択が正しいかどうかはその後の自分の行動と心持ち次第。
自分がそれを信じて、日々楽しんでいれば周りの人も嬉しいし幸せ。
だから
「親が悲しむから」
「子供が悲しむから」
みたいな理由で自分が我慢しようっていうのは、結果的に自分の周りの人を不幸せにすることにつながると私は思うYO!