【歳を重ねることは武器】

焼く前のシュトーレンの姿。
フィリングをたっぷり含んだ生地の周りに薄くプレーン生地を巻いています。
今年は何本焼くんだろうか。

この2020シュトーレンのデビューは先日のパンタスティック!!@錦糸町の催事でした。
私が店頭に立った日、常連さんや大学時代からの友人が来てくれました。
その友人とは出会って20年。
今日はその帰り道に考えたことについて。



「若さは武器なんだ」
20歳の頃にそう感じました。

武器といっても、オトナを騙そうとかそういう意味じゃなくて、
大いに遊んだり、あれこれ挑むことがよしとされるという意味。
それが後々の自分のベースになるんだろうなとぼんやり思っていました。

当時の私は大学生として、とても真面目に勉強をしていました。(自分でも驚くほど勉学に真面目なタイプ)
一方で専門分野の勉強以外の興味のある事に突っ走る傾向は今も昔も同じで、知らない大人の中にポンと入る機会が周りより多かったのかもしれません。
女性なら誰しも経験した事があると思いますが、その時期は若さにデレデレな人も近付いてくるわけで、
「この人は若さに魅力を感じているんだな」
と冷めた感情を持ちながら、気付かれないように振る舞っていた20歳前後。

私は一人っ子ですが、親は全ての選択を私にさせてくれました。
そして私は躊躇なく選択をし、動き、
「生きてるかの連絡はください」
とメールが来たほどでした。
良くも悪くも周りのことは気にならず、今振り返ると同級生からはちょっと不思議な人に見えていただろうなと。
「一緒に歩いていた人は誰だろう?」
「なんでわざわざ夜間の授業に振り替えているんだろう?」
たぶんそんな疑問があったと思います。

そして38歳になった今、あの頃の仮説は正しかったのかなと感じています。
あの時に動きまくったからこそ、挫折も経験して、死にそうにもなって、そして結果的に今やっと自分が心地良い環境が整いつつあるなと。

そして数年前、私より年上の友人が38歳になった頃
「38歳になると肩の力が抜けて楽になる。その前の数年は辛いけどね。」
と言っていました。
ホントかいなーと思ってましたが、38歳になった今、それが痛いほどわかります。
この3年くらいは辛かった。
20代は20代でもがいたけど、30代中盤はもっともがいたね。
今は徐々に理想と現実の自分の乖離に苦しまなくなってきたというか、
今のベストを尽くすのみというか、
自分の弱いところもしゃーなしだなと思えるようになってきました。

とはいえ先日、仕事関係の方に
「闇を感じる」
と言われたのですが、それは私がまだブレて、自覚して軌道修正して、の繰り返しだという証拠ですな。
そりゃそうだ!

中年に差し掛かり、
「歳を重ねることは武器なんだ」
と感じています。

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