【台湾旅その2 好好×鬼子母神手創り市の本番】

時間が空いてしまいましたが、今日は昨年の台湾遠征について。

そもそも私が台湾へ初めて行ったのは6年ほど前。
ネットで台湾のマーケットをたまたま見つけて、
「なんだかわからないけれど、私これに出なきゃ。」
という衝動に駆られて1人台湾に飛び込みました。

その時は現地の日本人がサポートしてくれて、現地で台湾人の友達が何人かできたくらい。
それから台湾人の魅力に取り憑かれて毎年台湾で何かしらの活動をして、
その中で一緒に楽しんでくれる台湾人の仲間が増えていきました。

そして今年初めは、友人10人に声をかけて台湾のマーケットに参加しました。
そのイベントの翌日、まだ台湾にいるときにふとアイデアが降りてきました。
「私が7年間お世話になった手創り市と好好手感微笑市の文化交流をしよう。」
そう思ったら、即行動。
手創り市と好好手感微笑市のオーナーに話をしたところ快諾してくださり、準備を進めてきました。


そして今回は、手創り市さん枠で日本人作家60組+前回参加した10組が台湾のマーケットに参加。

出典:好好手感微笑市

雰囲気が伝わるでしょうか。

出典:好好手感微笑市

このおしゃれな傘やブースは全て好好側のもの。
日本でこんなおしゃれな什器を貸してくれるイベントなんて、なかなかないでしょう。
そして夕方頃の様子がこちら。

出典:好好手感微笑市

すごい人出なのです。
ここは温泉などがある観光地で、台北の中心地からは少し離れた場所。
観光に来て、たまたまこのイベントに出くわした方もいるけれど、
わざわざこのイベントを目指してたくさんの人がいらしていました。

私にとってはこのイベントが無事に終わることが何より大切だったので、
出店は1日目の午前中だけ。
そんな貴重なショットがこちら。

出典:好好手感微笑市

日本人出店者のみなさんの受付業務を終えて走って自分のブースへ行き、販売している様子です。
ほのぼのとした風景でしょう。
お菓子も全て旅立って行きました。
ありがとう。

ちなみにスタッフとして動いていた時の様子がこちら。

周りは通訳スタッフの台湾人。
何だか私、台湾人ぽいかも。
台湾で私が台湾人に間違われるのがちょっと理解できました。

そしてお昼休憩の時の様子がこちら。

すっかりスタッフ達と一緒にタピオカを飲ませていただいている私。
私は中国語はわからないけれど、妙に居心地がいいのだな。

バッタバタだったけれど、イベント自体は大きなトラブルもなく無事に終了。
開催後のアンケートではほとんどの参加者が
「また参加したい」
と言ってくれたので、ホッとしています。
私は日本人だけど、台湾のマーケットや台湾人を好きになってくれたらとてもうれしいよ。
それもこれも好好の主催者である阿瑞はじめスタッフの皆さんと通訳スタッフ達の努力の賜物です。
スタッフとして、というよりも人として相手に心地よく過ごしてもらいたいと接することができる台湾人の気質を尊敬しています。

ここからは裏話。
主催者の阿瑞(上の写真の中央)について。
日本から来てくれる作家たちに喜んでもらえるよう、そして彼らの作品を楽しみにしている台湾人のお客さん達にきちんと情報を伝えられるよう、
とても考えて事前準備に取り組んでくれました。
彼は自分からは多くは語らないけれど、いつもみんなのことを考えている心温かい人。
日本人参加者にお土産(台東の石を使ったアーティストの作品)まで用意してくれるほどの心遣いができる彼。
どんだけポケットマネーを使ったんだか!
私は彼のことをGodと呼んでいるほど、素晴らしい人です。

そして類は友を呼ぶわけで、そんな彼の周りには心優しく、自分自身も楽しもうとしている人が集まっていて、私は彼らと接していると心が温かくなります。

今回はいつも通訳をしてくれるなっちゃんと私が台湾と日本のマーケット主催者2人の間に入って情報のやり取りをしていったのですが、
正直、まー大変でした!
なぜ大変だったのか、今振り返ると”台湾人と日本人では物事の進め方や捉え方がだいぶ違う”ことが起因しているのかなと思います。
例えば、台湾人は状況が変わればみんなで一度決定したことも変更するのをいとわない。
日本人はひとつを決めて、それを前提に次のことを決めて、決めて・・・と積み重ねていく。
だから何か一緒に進めていくときはお互いが理解して歩み寄って行くことが必要になってくるんだな。

なっちゃんは日本にも住んでいたことがあるし日本人の友達も多いので、私から見ると”ほぼ日本人”だけれど、そんな彼女でもそのあたりの感覚はわからないこともあるらしい。
二人で
「台湾人はこういう時はこう考える。」
「日本人はこういう時はこう感じる。」
と説明しあいながら進めていきました。
遠慮せずお互いにしっかりと考えを言い合える関係というのはありがたいなと思うわけです。

私個人としては、次回はお菓子屋としてがっつり参加したいなと思っています。
「また行くのかい!」
と突っ込みが入りそうですが、やはり私はマーケットが好きなのさ。
でもマーケットならどこでもいいわけじゃなくて、好好手感微笑市集が好きなのさ。

最後に個人的な写真を一枚。

中高の同級生と台北で集うの図。
ちなみに白いTシャツの彼女とは小中高と12年間も一緒でした。
パンチが強い人が多い、我が母校の卒業生。
こんなところで再会できるとはね。
桐朋万歳!