【台湾遠征その14 基隆廟口夜市】

少し間が空いてしまいましたが、台湾遠征の続き。
友人夫妻に黄金瀑布のあと、連れて行ってもらったのが基隆廟口夜市。
1枚目の写真はその中にある廟の石像。
夜市の様子がこちら。


平日の夕方なのに人がいっぱい。
台湾人は平日でも休日でも仕事の後は思いっきり遊ぶけれど、
17時すぎなのにこの賑わいは驚き。
ここで友人夫妻は
「由衣にたくさんの種類を食べさせるぞ。」
と、私を連れてお店へGo。

まず1軒目、滷肉飯。

私の大好きな滷肉飯とスープ。
お店によって味が違うけれど、この滷肉飯はあっさり目で美味。

2軒目、豬腳湯(豚足のスープ)

豚足と言うと、くどい味をイメージするかと思いますが、
あっさり味。
横のタレにつけていただきます。
シンプルで美味!

3軒目、肉圓。

モッチモチの皮の中に肉餡を包んで蒸しあげたもの。
新竹で食べたものよりも小ぶりで、タレも甘くなくて、私はこちらの方が好み。

4軒目、紅燒鰻羹。

油で揚げたうなぎ(赤いやつ)が入ったスープ。
うなぎをスープとして食べたのは人生初。

お姉さんのお洋服の色合わせがとても素敵、そして手さばきが完璧。

5軒目、酒釀湯圓。

薄くて酸っぱい甘酒みたいなスープの中にゴマ団子が入っています。
看板を見ると、

どうやら元気になるらしい。

そして6軒目。

一口吃香腸。
台湾の一口サイズの甘い腸詰です。
これを生のニンニクと一緒に食べるのが台湾流。
そして試した直後の私がこちら。

「生にんにくの味しかしないんですけど。」
の顔。
主張が強いはずの腸詰の味を感じさせないほど強いアピールをしてくる台湾のニンニク。
思わず2人に
「2人ともこうやって食べるの?」
と聞いたら、彼女はそうだといい、彼は違うと。
どうやら台湾人の間でも好みが分かれるらしい。

そしてラスト7軒目。

狀元糕という、昔からあるお菓子らしい。
作り方を見せてもらうと、まずは木の器にもち米とゴマを載せる。

そしてそれを下から蒸す。

この筒の下側から蒸気が出ていて、その上に乗せた米粉は蒸されているようです。
そしてふたをして蒸すこと1分くらい。

ふたを外して出来上がり。
米粉のもちもちした中に、お砂糖とゴマを合わせたものが入っている素朴なお菓子です。
これは出くわしたら食べたくなっちゃうやつだ!

そしてここで私のお腹はフル。
帰りに何か甘いものを食べようとタピオカミルクティーを飲みながら、3人で深い話をしたのでした。

お互いに英語が堪能とは言えないけれど、
相手が何を言いたいのかはしっかりと伝わってきて、
薄暗がりの中でベソをかいた私。
台湾にこんな関係を気付ける兄さん姉さんができるとはね。

こうして写真を見返して、会いたくなっている自分がいます。