【カナダその16  グラウス山と花火大会】

今日はカナダの夏の過ごし方について。
カナダといえば、山をイメージする人も多いと思います。
バンクーバーは都会ですが、車で30分も行けば自然が溢れていて山登りも気軽にできます。

1枚目の写真はグラウス山を登っている時の様子。
グラウス山は少しきついハイキングコースとして有名らしい。
どうりで傾斜が大きい足場が1時間以上続くわけだ!
1歩1歩踏み締める感じで登っていきます。
決して太い道ではありませんが、途中で休憩している人も多くいました。
私は習慣的にジョギングをしているし、足腰は丈夫な方だと思いますが、
それでも息が上がりながら進みました。

そして登りきったところの様子がこちら。

夏のカナディアンは上半身裸も多め。
紫外線が強いのでシャツを着た方がいいと思うけど、
彼らの短い夏を満喫したい思いの表れかなと思ったり。

私は何の予備知識もなく普通のスニーカーで登りましたが、
周りにはぐったりしている人も多かったので、
行かれる方は運動用のスニーカー&ウェアをお勧めします。

ここで私を連れて行ってくれたWendyとWillを待ちながら眺望を楽しみました。

キャピラノ湖を一望!
上がった息を整えながら、汗を覚ましながらしばしボーッとしていました。
そしてこの山の頂上は開けていて、道もしっかり舗装されているのですが、下を見たらこんなものが。

何かの足跡。
これをたどっていき遭遇したのがこちら。

グリズリーのオブジェ。
そしてさらに進んでいくと、

本物のグリズリー!
こんなところでカナダっぽい光景に出会えるとは思いもしませんでした。
そして違う方角の眺望も堪能。

ダウンタウンからあまり離れていないのに、こんなに自然豊かな場所にこられるバンクーバー。
遠くの山には雪が積もっています。

そしてその日の夜、今度はビーチへ繰り出しました。

人だらけのビーチ。
後ろを振り返っても、

人だらけ。
みんな何をしているかというと、

花火大会待ち。
バンクーバーでは日本企業主催の花火協議会が毎年開催されていています。
3か国の花火師が3週に分けて実技をして、最後に優勝者がエキシビションを行うというもの。
この日は偶然にも日本の出番でした。
今年の夏は花火を見られないと思っていたので嬉しい限り。

バンクーバーは11月から4月頃まで雪に覆われるので、
みなさん短い夏を堪能しようという意気込みを感じます。
屋外イベントがたくさんあって、
レストランで屋外席に座る人も多く、
公園などでご飯を食べている人も多く見かけます。

冬はスノーアクティビティやオーロラなど寒い時期ならではの楽しみ方がありますが、
寒いのが苦手な身としてはベストシーズンに行けたことを嬉しく思います。
次にカナダへ行くとしたら、やっぱり夏がいいな。