9月といえば、栗の仕込み。
1年分の渋皮煮を作って瓶詰めにします。
まずは栗の出荷状況を調べて、
「今が最盛期だ!」
というタイミングで
自転車で栗を買いにいくところから始まります。
そして買ってきたら、
軽く加熱した栗の鬼皮をひとつひとつむいていきます。
この作業は根気が試されるところ。
ひたすら
むいて、鬼皮と渋皮の間のケバケバを掃除していきます。
これが終わったら、
重曹入りのお湯で2回ほど茹でこぼして、
あくをとります。
そして最後、
ひたひたのお水、きび砂糖で10分煮たら火を止め、
冷めたらもう一度10分煮て、
栗を取り出し、
煮汁を少し煮詰めたら、
瓶詰めをしてできあがり。
今回は8kgくらいの渋皮煮を
2回にわけて仕込みました。
丸3日くらいの作業。
これだけでは足りないので、
あと4kgくらいは仕込みたいところです。
鬼皮むきはナイフを使ってやっていますが、
やはり素手でやるのが一番正確でやりやすいので、
ついついナイフを放置してしまいます。
でも栗の鬼皮は固く、アクも強いので、
手が茶色く染まり、指のお肉と爪の間が痛くなってしまいました。
毎年恒例の茶色い指先よ、
おかえりなさい!