【仙台の旅 その2 被災地と牛タン】

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ペチカさんを後にして向かったのは
東日本大震災の被災地、千年希望の丘。
津波の高さを表す銀色の記念碑は
雲が映ってキレイに輝いていました。
この場所で振り返ると、こんな感じ。
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高い建物なんて全くなくて、
ずっと遠くまで見通せる状態です。
海の方を見ると、こんな感じ。
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防波堤の陸側には
津波の威力を緩和してくれるよう、
沢山の木が植えられています。
TVでしか観た事がなかった津波痕。
最近はTVで取り上げる事もだいぶ少なくなり、
被災地以外で暮らす人にとっては
「過去の災害」
として認識されているんじゃないかなと。
でも実際に行ってみて、
ぜーんぜん復興されていない事に驚きました。
土盛りのために土を運んでいるトラックがわんさかいるし、
この辺りは作業員さん以外は人がいないし、
「生活」
を感じさせる物が全くありません。
被災前、この地域は民家もたくさんあったそう。
でも今は手つかずの空き地になっている場所が多くあります。
農業を営んでいた人は、
ここで作物を育てたところで
買いたたかれて生活は成り立たない。
だからといって、
ずっと農業をやってきた中年以降の方が
急に違う仕事に就けるわけでもない。
急に自宅から立ち退かざるを得なくなった、
高齢者の方は
収入もなく、新たに家を建てるお金がない人も多い。
いまだに仮設住宅があるのも納得。
今回私がお世話になったえみさんは
震災直後、
この地域に住んでいた親戚を捜して歩いたそう。
その「地獄絵図」のお話は私の想像を越えていました。
そして現在、
被災地の農家さんはまだ過酷な状況に置かれています。
一方、
自分が安心して食べられる物を選択したい気持ちも
当然わかります。
外国産じゃなくて国産、
そして被災地から離れた地域で育てた物を選択する行為は
「自分の身は自分で守る」
という人間の本能的欲求だもの。
特に小さなお子さんがいる家庭や妊婦さんがそう思うのは
痛いほどわかります。
こんな事を考え、悶々としながら、
今回の宿に到着して部屋に入った途端、
ものすごい頭痛に襲われて寝てしまいました。
旅の前に詰め込んだ仕事の疲れと、
衝撃的な光景でダウンした模様。
そして2時間ほど経ち、
晩ご飯を食べにいこうとしていたら、
宿泊客の方がオーナーさんにおすすめのお食事処を聞いているのを発見!
「よかったら、私も一緒に言っていいですか?」
と向かったのがココ。
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牛タンのお店、一隆。
やはり、仙台に来たら一度は食べないとね。
噛むほどにジュワッと肉汁があふれて、
そしてトロットロに煮込まれたテールスープも
美味しい。
普段、小食な私がペロッと完食!
地元の人気店らしく、オーナーさんは
「今日はもうタンがなくなっちゃうから、あと1時間くらいで閉店です。」
と仰っていました。
そんなこんなで
深い深い1日目は終了です。
私が出来る事って何だろう。

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