写真は先日の手づくり市でお出ししたケーキ。
かぼちゃ、栗の渋皮煮、洋梨、紫芋
の4種。
焼き上がってオーブンから出し、
自然の色って本当に綺麗だなとつくづく思いました。
かぼちゃの色は「黄色」と表現する人が多いけど、
私の中では「山吹色」に近い。
紫芋の色は「紫」と表現する人が多いけど、
私の中では「紫紺」に近い。
お野菜の個体差も大きく影響するけどね。
このケーキを見ながら、
大学生の頃を思い出しました。
設計のプレゼンテーションの中で
「モチベが上がる」
と言った人がいたのですが、
その人は講義の後で
「モチベってなんだよ―」
と友達に突っ込まれていて、
私もその言葉を選んだ意味がわからりませんでした。
音楽番組でラッパーの人が
「俺のチャンネルには~」
って言うのも然り。
でも今はわかるような気がします。
大まかにみて同じ様な意味の単語でも、
それぞれニュアンスが違って、
彼はきっと
「自分の考えを的確に伝えられる言葉」
を選んだんだろうなと。
ちなみに先日、
試作品のカクテルを飲んだ私は
「アイランド感が強い」
と言いました。
目の前に夕方のリゾートアイランドの風景が広がったから。
日本語としておかしいのは重々承知です。
でも私の気持ちを伝えるには、
その表現が一番しっくりきました。
日本人だし、
日本語の音並びは綺麗だし、
もっと日本語の語彙を増やしたいです。