先日参加した
「第2回KOKUSAIハーブレシピコンクール」の実技審査。
仕事等から解放されたせいか
気持ちがフワフワしてるなぁと思いつつ、
焼き型を持って会場の製菓学校へ。
参加者は10人。
最年少は15歳の製菓学校生。
私は完全にエルダー組です。
審査員にはLa Pochelleの総料理長の姿も。
彼の
「とにかく楽しむことが大切」
という言葉に強く共感したなぁ。
とにかくハイテンションで楽しい方でした。
作業が始まり、
材料を取りに行くと、
アニスパウダーとコリアンダーリーフがない!
スタッフさんに走ってもらい、
シードをすり鉢ですりつぶし、
焼き上がりを冷凍庫で冷まし、
なんとか間に合いました。
結果は優良賞でしたが、
1次審査を通っただけで、
ありがたいなぁとしみじみ思います。
「可能性を評価しました」
というグランプリに輝いた15歳の子への講評を聞いて、
「うんうん、それがいい!」
と思ったのでした。
慣れない場所での作業は大変だけど、
名刺交換をしたり、
15歳の子と話して笑ったり、
普段は出来ない経験を存分に楽しんできました。
そして若い子に
「頑張って!」
と心から思っている自分に気づき、
私も少しは大人になったのかなと。
数年前、
製菓学校や調理師学校へ行こうかと思った時期があります。
その頃はベーグル以外の知識がなく、
基礎があってこそのoriginalだと思ったから。
でも今はそんな迷いはありません。
わからない事を聞ける人達に囲まれて、
本やネットなど、
情報を得られるツールはいくらでもある。
学校へ行ったら、
カリキュラムをこなすだけで知識や技術が身につくだろうけど、
私の性格的に
「こなす」
という目先の事に囚われてしまいそう。
手探りで毎日粉と戯れる生活になって3年、
アウトローかもしれないけど、
やっと外部にアウトプットできる様になりました。
目指すところははるか先だけど、
これでいいのだ!