我が家のニクオさんの昼間の過ごし方。
天井に近い本棚の上で伸びています。
平和ですな。
今日は5月末のお話。
ある公募の告知が始まったのが4月頭。
応募締め切りは5月末、そして採択率30%。
見つけた瞬間
「チャレンジしたい」
と思ったけど、催事が立て込んでる時期で本当に時間が足りなかったし、私の文章構成力や分析力ではできる気がしない。
見なかった事にしようと思った。
でも後悔したくないから
「手伝ってほしい」
と友人夫婦に連絡をしました。
彼らの協力を仰ぎたかったのはもちろん、宣言する事で自分を追い込もうという作戦。
私はやると決めたら意地でもやる奴だとわかっているから。
5月はさらに予定以上に催事が入り、各所売れ行きが良く(ありがたや)、ここでも私は
「自分に負けてたまるか」
と朝から晩まで製造する日々を送っていました。
そんな最中に迎えた公募書類の提出前夜、
「もう間に合わないかも」
と思う中で友人たちのおかげでなんとか出来上がり、プリントして、CD-Rにも焼いて、あとは投函するだけという時に応募要項の最後にあった記載例を眺めていたら
「ここ、求められてることと違うこと書いちゃったかも」
と気付きました。
その前夜も友人は必死に書類をやってくれていたし、私は溶けてしまいそうに眠いし翌日もギリッギリの製造スケジュールだし、見なかった事にしようと思った。
でもやっぱり後悔したくないし、友人や他にも急いで必要書類を作成して下さった方がいらしたので、皆さんの頑張りを私の心の弱さが原因でそれを無駄にするのは裏切りだなと。
そして友人に連絡して、その友人は出張先の青森から帰る飛行機の中で修正をしてくれ、私はもう一度チェックして、夜更けにプリントをしにコンビニへ行き(綺麗にプリントしたかったから)、CD-Rを焼きなおしました。
結果はどうなれど、やりきったことで
「採択されなくても、あたしゃやるさ、やってやるさ!」
と気合いが入りました。
最大の敵は、心の弱さだなと思う。
やらない理由、できない理由なんていくらでも並べられるから。
必要のないことに力を注いだり、間違った方向に頑張ってしまうのはエネルギーの無駄遣いだけど、
「これやるの辛いだろうけど、やるぞ」
と自分で決めたことはやり切ったほうが自身のためにいい。
失敗しても、成功しても、自分に言い訳する癖をつけない事が大事だと思っています。
あ、言い訳を全てなくすことはできないから、
言い訳したい時は、言い訳してるなと自覚して言い訳すればいい。
「言い訳だけどさぁ」
って誰かに話せばいい。
たまにはいい。
失敗したら
「私やらかしてさぁ、ぜんっぜんダメだったよね。」
と笑い飛ばせばいい。
その経験を活かせるか否かは自分次第。
ちなみに私の書類の文章を見て修正(エビデンス、ストーリー作りなど骨子を作ってくれた)をしてくれた友人は
「読んでたら會田が真剣なのが伝わってきて、しんどかった(ちゃんとやらないとって)」
と。
公的な文章において、私の文章構成力は拙い。
数を重ねてないから、要点が掴めていない、慣れていないと言った方が正しいかもしれない。
つくりて開業時からサポートしてくれてる友人なので、私の真剣度は十分に理解しているのに、改めて私の真剣さを感じたってことは、私の拙い文章でも熱意は伝わったんだなと思いました。
こんな性格と、老いていく身体と、残された時間と、どう折り合いを付けていくか。
そんなことを考えるようになった人生の折り返し地点です。