台湾の好好手感微笑市集の参加応募受付を開始しました。
こちらからお願いいたします。
11月18日と19日、台湾の高雄美術館で行います。
今回は私が心の底から信頼する村上仁さん(じんそん)の運営するコンテンツ「パンタスティック!!®︎」「あさまち」との共催です。
「じんそん、トゥギャサーする?」
というふざけた誘いに
「やる!」
と乗っかってくれたじんそん、ありがとう。
なんで私が台湾のマーケットの運営に関わっているのか、多くの方は訳がわからないでしょう。
會田由衣やTSUCURITEを4年以上前から知ってくださっている方には説明不要だと思うのですが、
コロナ期に知ってくださった方も多いので、今日は少し細かく説明しようと思います。
私が開業したのは、2012年。
とにかく手創り市が大好きで、そこに出たくて開業して、東京近郊のクラフト系のマーケットに一通り出た後、
「海外のマーケットってどんなんだろう?」
と思ってネットで見つけた台湾のマーケットに参加したのが2014年頃。
もちろん中国語ゼロだし、当時は英語もほぼできず、台湾人の友達なんて1人もいませんでしたが、
「出るしかない!でないと後悔する!」
という妙な運命を感じて。
我ながら、ヤバいやつだなと今は思いますが、その直感は正しかった。
現地で友達ができて、その友達の輪が広がっていき、コロナが始まる前までは毎年台湾へ行って、
ワークショップを開催したり、マーケットに参加したりしていました。
↓台湾でエリン&アーロン夫妻(私の台湾の兄さん姉さん)と行ったワークショップの時の映像。
プロカメラマンのアーロンが撮ってくれたものです。(私の隣に立っているのが、いつもサポートしてくれる盟友なっちゃん。)
動画の最後に出てくるマーケットが、今回の好好マーケット(この時は新竹での開催)です。
カナダに2ヶ月弱いって、お仕事させていただいたのも台湾での活動がきっかけでした。(カナダの仕事の依頼主が↑このイベントに来てくれて声をかけてくれた。)
コロナ前の2年は
「私と同じような個人で創作活動をしている日本人にもこの楽しさをシェアしたい!」
という思いで、台湾の兄さん姉さんづてに台湾の好好手感微笑市集(私も1回参加したことがあった)のRuiに話を持ちかけ、
「じゃあ日本人も参加するマーケットをやろう」
と合計3回開催しました。
2回目の時、アーロンが撮ってくれた動画はこちらからご覧いただけます。
台湾側の裏方なっちゃん(日本人ぽい台湾人)、日本側の裏方ゆい(日本人ぽくないと言われる日本人)で事前準備(要項作るのがとっても大変!日本人と台湾人では物事の進め方が違うから、細かく擦り合わせながら、かなりの時間をかけて準備します)をして、当日はスタッフとして動いています。
↓台湾人の中に紛れ込む日本人スタッフ由衣の図。
コロナ前の最後の開催時には日本から70組の参加者が渡台して参加してくれました。
日本から参加した人はもちろん、台湾の参加者やお客さんも楽しんでいる様子を目の当たりにして、
本当に幸せな時間が流れていました。
やってよかったー、本当によかった。
そしてコロナが少し落ち着いて、今回は4回目。
昨年秋にRuiから
「そろそろじゃないか」
という連絡が入り、ちまちまと準備を始めていました。
場所は高雄美術館。
今回は前回より規模を大きくして、200ブランドくらいで開催できたらなと思っています。
ちなみに今回の募集は
仁さん or なっちゃん or 私 or 過去の参加者とその知り合い
までに絞っています。
理由としては、
「日本と台湾の交流が目的だから」
信頼関係を築ける、その目的を共有できる人たちとこの場を作っていきたいと考えています。
その目的をすっ飛ばしてお金を稼ぎたいとか、PRしたいとか、ハメを外したいとか、そういう方はそういう目的のイベントが山ほどあるのでそちらにご参加していただければと思います。
そのため、参加してくださる皆さんにとって、自ら台湾の皆さんとコミュニケーションを取ろうという心意気は必須です。
英語もままならないのに1人で海外に行っちゃう私は、
こちらの姿勢次第で言葉ができなくてもコミュニケーションは十二分にとれるし、信頼関係は築けるという事実を知っています。
もちろん現場で使うであろう挨拶、国の背景(配慮しなくてはいけない歴史的なこと)を調べる、あとは心を開いてぶつかっていく姿勢など必要な準備や心構えはありますが、
その苦労を加味しても得られるものはたっくさんあることも知っています。
好好のスタッフのみんな、なっちゃん、じんそん、私はできる限り皆さんのサポートをするつもりですが、完璧にできる自信はありませんし、物理的に無理。
なので参加する皆さんにも、受け身ではなく能動的に動いていただければと思っております。
あと一つ、みなさんからは聞きにくいだろうから言っておくと、
私もなっちゃんも、
好好の事前準備、取りまとめ、当日のスタッフとしての活動などこのイベントに関する全てのことはボランティアとしてやっています。
私たち2人は場づくりのプロではないし、「台湾と日本の架け橋の一旦を担いたい」という思いでやっているので。
主催者Ruiは塩対応のくせに、懐の深い思いやりのある人だということは滲み出ちゃってるし
(塩対応とか全然気にせずグイグイいく私にちょっと困ってるかもだけど気にしてない)、
スタッフのみんなも優しくて楽しそうにやっているし、
なにより、これは私となっちゃんじゃなかったらできないことだと自負していて、
本当に本当に楽しいんだよ。
あ、イベント後にRuiに大戸屋で定食をおごってもらったことも書いておかないとだ。
これで十分な報酬です。
じんそんも
「マージンとる?」
と聞いたら
「いらないんじゃない?」 ←彼らしい言葉遣い
と引き受けてくれて
「なんだよ、同じ志かよ!」
と返した私。
ありがとう、いつもありがとう。
というわけで、このブログを読んで
「応募したい」
という方はこちらからご応募おまちしております。
「見に行きたい」
という方は航空券やホテルのご手配をお願いいたします。
こちらも大大大大大歓迎!
そして私は私で、TSUCURITE會田由衣としての台湾での活動の準備をしよっと。
これもね、なんかいい形ができる気がしてるんだ!