【着地点を思い描く】

今日で10月も終わり。
世の中はハロウィンから一気にクリスマスへ向かっていきますな。

カナダ旅ブログの途中ですが、忘れないうちに10月のことを振り返りたいと思います。

今月のTsucuriteの活動は
鬼子母神手創り市、通販、そしてFUDGE holiday circus。
(パンタスティック@広島パルコは現在開催中です)

鬼子母神ではお客さんや出店者仲間から
「おかえりなさい!」
と言っていただき、
通販注文時にも、常連さんからおかえりコメントをたくさんいただき、
久しぶりに” アウェイじゃなくてホーム “な感覚になりました。

そしてFUDGE holiday circus。

初めての場所、初めましての出店者さん、いつもとは違う層のお客さんたちに囲まれた2日間でした。
正直、20代おしゃれ大好きFUDGE読者層がお菓子を手に取ってくれるとは思っていなかったのですが、
思いの外興味を持ってくださる方が多く、
1日目終了後には翌日分を作り足したほどでした。
「このお菓子オシャ」
「これ絶対美味しいやつなんだけどー。」
この2つの言葉を繰り返し耳にして、
TVや雑誌の中だけじゃなくて、実生活で使われている言葉なんだとオバちゃんは衝撃を受けましたとさ。

周りの出店者さんやパルコのご担当者さんたちも同年代で気さくな方ばかりだったので、
とても居心地よく過ごすことができました。
美容師さんに連日ヘアセットをしていただき、
お客さんが少なくなった閉店間際に出店者同士でプライベートな話をして大笑いしたり。

今回の出店者の皆さんはコミュニケーション能力が高く、
皆さんの接客の様子を見て勉強になることが多々ありました。
自分もお客さんも心地よい時間を過ごせるような空気作りはとても大切ですな。

10月最後の&SCENEは雨天中止となりましたが、その分パンタスティックにたくさんのお菓子を送れたので良かったです。

そんな1ヶ月を過ごし思ったのは、
” 着地点を思い描くと楽になる “
ということ。

ご存知の通り、
私は即決タイプの人間ですが、もちろん決断できないこともあります。
大概は
「やりたいわけじゃないけど、やっておいた方がいいんじゃないか。」
という迷いが決断を遅らせる原因です。
多くの人が仕事だけでなくて、プライベートなことでも、
「これをやろうか、どうしようか。」
と選択を迫られることがあって、やらなくてもいいのに、
「私がやるべきだ。」
と自分で自分を追い込んで苦しんでいる人もたくさんいるはず。
本人がそれで満足ならいいけれど、
私は出来るだけ迷ったり、悩むのは避けたい。
だって、そのエネルギーと時間をもっと前進するために使いたいから。

そんな時、自分の中で着地点を描いておくと迷うことがなくなると気づいてしまいました。
「◯年後の自分はこうありたい。」
→「そのために、今の自分に足りないもの(項目)はこれだ。」
→「今検討しているものが” 足りないもの ”を補うことに繋がるか」
→自動的に判断できる かつ なりたい状態に近づく

という流れ。
ポイントは ” 足りない項目(必要なもの) ”を2〜3つくらい挙げておくこと。

例えば、【セレブと結婚して有閑マダムみたいな生活をしたい】がなりたい姿だとします。(例えがだいぶ安直ですが。)
私が考える必要な項目は
・セレブと出会えるような環境
・好意を持ってもらえるような自分磨き

だとしたら、
合コンに参加しまくる → 不要
内面の自分磨きをする → 必要
なんてことが、即座に判断できるというわけ。

「なんで私がこれをやらなきゃいけないのさ!」とイライラしたり、
目先の利益にとらわれたり、
周りのことが気になったりする人は少し楽になるんじゃないかなと思います。

私はこんなことを考えつつ、新しいフィールドを見据えているのですが、
たまにはホームでホッとする時間も大切。

サプライズで58歳のお誕生日祝い。

こうして私が外へ出て行けるのは、変わらず友達やお客さんや家族が待っていてくれるからだなと感じています。
こんなことを感じるようになったのは、歳のせいかしら。
そう考えたら、歳をとるっていいことじゃーん!