ポートランド旅の続き。
ポートランドはこれといった観光名所があるわけではないけれど、その暮らし方や考え方はとてもユニークだと思います。
私がポートランドについて話す時、キーワードをあげるとすれば” Local ”という言葉。
今日は食に関するLocalについて書こうと思います。
まずは1枚目の写真にあるSTEVEN TEAMAKER。
スターバックスでもお馴染みのTAZOティーの創設者がTAZOティーブランドを売却後、地元ポートランドで立ち上げたお茶メーカー。
こちらは工場の中に小さな販売所と喫茶店があります。
ここではお茶の飲み比べに挑戦。
white tea(中国茶)、ベーシックな紅茶、ハーバルティー、そして香りが高い紅茶。
コーヒーのカッピングと同じように、小さなスプーンですくって飲み比べます。
紅茶に関して詳しくない私でもその違いをしっかりと感じることができました。
お次はこちら。
Ruby Jewelというアイスクリーム屋さん。
手前は友人が頼んだクッキーサンド。
サイズは、サーティーワン2スクープ分のアイスをスタバクッキー2枚で挟んだくらいのボリューム感。
美味しいけれど、日本人にとって特大アメリカンクッキー2枚はヘビー。
奥は私が頼んだラベンダーハニーアイスクリーム。
アメリカやカナダではラベンダーのアイスをちょこちょこ見かけます。
ラベンダーアイスは地味だけど、今回の旅でみつけた私のお気に入りです。
いつもはラムレーズンやピスタチオを選びますが、ラベンダーの華やかな香りとシンプルな蜂蜜アイスの相性は格別。
このアイスの材料はローカルのものを使っていて、
夜遅くまで地元人で賑わっていました。
飲んだ後のラーメンではなく、ポートランダーはアイスなのかしら。
そしてお次はこちら。
JACOBSENという塩屋さんとBee Localという蜂蜜屋さん。
大きな空間の中に作業スペースと販売スペースが併設されています。
このスタイルはブルックリンでもよく見かけたけれど、流行りなのかしら。
いろんなお塩、
蜂蜜、
塩キャラメル、
ビ−ポレン、
ビーポレンとは、働きバチが花粉を丸く固めたもので、健康にいいとされるもの。
そしてスーパーマーケットのお酒売り場がこちら。
ポートランド産のものだけではないけれど、地元醸造所のクラフトビールがたくさん並んでいました。
街を見ていると、行政が一緒になって地元優先の街づくりをしていることを痛感しました。
私たちは2日しか滞在できず行けませんでしたが、週末にはファーマーズマーケットも開催され、住人もレストランもそこから材料を調達するらしい。
決して派手さ、スタイリッシュさ、1点突破できるような分かりやすいアイコンがあるわけでないけれど、
ポートランドはコンパクトで地元愛の強い素敵な街ですな。