イスタンブールのバザールといえば
グランドバザールとエジプシャンバザール。
前者は観光客向けのもの、
後者は地元民も対象にしているもの。
1枚目の写真はグランドバザール。
写真を撮った時はたまたま空いていましたが、
場内は観光客とお店の人でごった返しています。
「コニチハ」
「My brother」
なんて至る所から声がかかります。
そして商品には値札がついておらず、交渉次第。
混雑が苦手な私たちはそそくさと後にしたのでした。
2枚目の写真はグランドバザールからエジプシャンバザールへ向かう道。
ここも小さなお店がひしめき合っています。
衣料品からキッチン用品、食品となんでもあり。
地元民、観光客が入り乱れて
「ここは竹下通りかな?」
ってくらい賑わっています。
そしてみんな思い思いに歩いているので、
日本の様に
「なんとなく左側通行」
みたいな規則性もない。
エジプシャンバザールはグランドバザールと同じ様な物が少し安く売られています。
少し暗くて写真がとれなかったのが残念。
トルコの女性は手芸が出来る人がいいお嫁さんになると言われるそうで、
手芸品もたくさん出回っています。
でもよく見ると
made in china
なんて書いてある物もあり。
中国ってすごいなぁ。
あまりの人の多さと日差しの強さにやられた私たちは
たまたま見つけたスターバックスで休憩。
もちろん頼んだのはトルココーヒー。
専用鍋でコーヒーの粉とお砂糖を煮だして、そのまま器へ注ぎ、
上澄みを飲むのが特徴。
カップの底に沈んだ粉の模様で占いをする事もあるらしい。
味はというと、
ざらっとしたエスプレッソという感じ。
私はお砂糖なしで飲んだのですが、
現地の方は角砂糖2個くらいは平気で入れて飲むらしい。
トルコの観光業に携わる人・商人たちは英語も少しわかります。
トルコ語の挨拶と返事は最低限覚えて行ったのですが、
ホテルのベンチでトルコ語の
「テシェキュレル(ありがとう)」
を音読して復習していると
ホテルマンが
「それはちょっと一線おいたお礼の言い方だよ。『サオ』の方がフレンドリーでいいよ。」
と英語で教えてくれました。
私はお世辞にも英会話が得意とは言えませんが、
お互いカタコトの英語なだけに、
言いたい事はだいたいわかります。
義務教育の大切さを実感したのでした。