【台湾の旅 その2 麥夢麵包福利社とミャンマー料理】

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2日目は朝からお出かけ。
なっちゃんと1年半ぶりの再会を果たし、一緒に向かったのが麥夢麵包福利社
このお店のオーナー2人とは5月に東京で会って以来なので6ヶ月ぶり。
今回のイベントを一言で言うと、
「私が台湾の食材を使用して、彼女たちの作るパンと合う、そして日本らしさのあるお惣菜やデザートを作る」
というもの。その根っこには
「台湾の食材で日本らしさを感じるものを作って、日本の食や日本をもっと身近に感じてもらいたい。」
という私の想いがありました。

そこで私が日本で考えてきた大まかなメニューを元に、彼女たちと話をしながらイメージを膨らませてすり合わせていきます。
次の写真は彼らの友人のお母さんの自家製調味料。

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どちらも腐乳というお豆腐を発酵させた調味料で左側はパイナップル入り、右側は辛いタイプ。
味は沖縄の豆腐餻みたいで、おかゆに入れて食べるのが一般的だそう。
私はこれが大好きで、今回のイベントで使おうと決めていたので、嬉しい限り!

そしてお店の前のハーブも使っていいよと。

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いろんなハーブがあったけど、私の目に留まったのは台湾バジル。
日本でおなじみのスイートバジルとは少し違って、八角みたいな香りがします。

そして一通り打ち合わせを終えてから連れて行ってもらったのが、
南勢角駅近くにあるアジア人街。

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台北で働くアジア人の台所らしい。
全然読めない文字が並び、何語かわからない言葉が飛び交い、観光客なんて全くいません。
スパイスが好きな麥夢の2人だからこそ知っているエリアだった様子。

まずはミャンマー料理のお店へ。

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お昼時ということもあり、テイクアウトのお客さんも多かったようです。

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こちらで食べたのがこれ。

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お魚の出汁が効いたスープに細い麺。
味も濃くなくて、さっぱりしていて美味なり!
他にもココナッツスープのものや、カレー味のものなども一口いただきましたが、
どれもしっかりスパイスが効いていて美味。
日本にあるミャンマー料理屋さんではこんなにスパイスが効いたものは食べられないだろうな。
店内に貼ってあったメニューがこちら。

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漢字が読めなかったら、どれも同じに見えるかもしれない。

そして一緒に頼んだお豆のフライがこちら。

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ザクザクした食感で香ばしいスナックです。

写真からもわかるように、麺などの量はかなり多め。
美味しくて食べきったけど、いつものお昼ご飯の3倍は食べた感じです。
こうしてお腹いっぱいでお店をでたはずなのに、3分後くらいにはまさかのはしご!

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外からはわからないけど、インド料理のお店らしく、そこで食べたのがこちら。

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店内の釜で焼いたチャパティみたいなものにバター&お砂糖をはさんだもの。
これがね、香ばしくて美味しいのですよ。
インド料理なのか謎は残るけど、満腹状態で美味しく感じたのだから、かなり美味しかったということだろう。

ちなみに釜がこちら。

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内側が円筒状になっていて、生地をペタッと貼り付けて焼いていました。

こうして大満足のランチが終了。
「なんでわざわざ台湾でミャンマー料理?」とツッコミが入る事間違いなしですが、
日本では食べられない味なのは確かです。
美味しかった、非常に美味しかった!

友達が連れて行ってくれなかったら出会えなかった台北の美味しいご飯でした。