カナダ旅の続き。
私が旅先で楽しみなことの一つは、スーパーマーケットへ行くこと。
その国民の食卓を垣間見れるようでとても楽しいのです。
今回は私の自炊生活でお世話になったバンクーバーのスーパーマーケットで気になったものをご紹介します。
1枚目の写真は、少し高級なスーパーの一角。
「ピーナッツバター」
のコーナーがあることにびっくり。
カナダのスイーツショップではピーナッツバター味を見かけることが多く、
自宅でもパンやベーグルにつけて食べるのが大好きだそう。
どうりで500g入りのピーナッツバターが売られているのね。
そしてお次はお野菜売り場。
カットされたお野菜がたくさん。
日持ちしなそうに見えるけど、アメリカからの輸入品も多かったし、実際どうなんだろう。
そして私がこよなく愛するヨーグルト。
写真のものはハラールの無脂肪ヨーグルト。
普通のスーパーでハラール食品が他のものと同じような価格帯で売られていました。
他にもギリシャヨーグルトや甘いフレーバーのヨーグルトなど、
日本よりもヨーグルトの商品数は多めでした。
そしてこんなものも発見。
グリコのカレールー。
同居していた女子たちにカレーを作ろうと買ったのですが、
日本のものと大きな差はなく美味でした。
そしてチルドコーナーで幅を利かせているのがこちら。
ディップ状のサラダ。
これはポテトサラダ1.25kg。
お次はコールスロー454g(キャベツのヨーグルトサラダ)
手にとってまじまじと見ると、お野菜の形状はほぼわからず。
友人に聞くと、
「これをメインに添えたり、パンに挟んで食べるのよ。」
とのこと。
キャベツを買って千切りにして食べたほうが美味しくて栄養価も良さそうなのになぁ。
そしてお肉コーナー。
上の写真は鶏胸肉。
カナダでもお肉の値段は牛、豚、鳥の順。
一番安い普通の鶏胸肉は100gで160円ほど。
日本よりも高い印象です。
そして小さいパックでも400gくらいからなので、一人暮らしの人には買いづらいかも。
そしてこちらもカナダのスーパーで幅を利かせているもの。
シリアル類。
ヘルシーなイメージが強いけれど、意外と糖質が多くカロリーが多いシリアル。
普通のスーパーでも何十種類も並び、高級スーパーではオーガニックのものがたくさん並んでいました。
甘いパンを食べるよりはヘルシーかもしれないけれど、
やっぱり500g入りで売られていると、ヘルシーさを感じられないのは気のせいでしょうか。
そしてこちらも種類豊富に売られているもの。
エナジーバー。
チューイーで、とても甘くて、1本で100kcalくらい。
油っぽくて私はイマイチでしたが、この類の商品はとても豊富でした。
カナダ人はどういうタイミングで食べているんだろう。
おやつ?朝食?
そして日本にはない、こんなものも。
最初チルドコーナーで見かけた時、正体が全くわかりませんでした。
この正体は上がクロワッサン生地、下がクッキー生地。
クロワッサンはパッケージを開けると三角形に切れ目が入ったパイ生地がロール状になって入っていて、それを丸めてオーブンで焼いて食べるそう。
クッキーは魚肉ソーセージみたいなパッケージを開けて、
輪切りにしてオーブンで焼いて出来上がりだそうな。
「わざわざオーブンで焼くくらいの意気込みがあるなら、生地から作ったほうがよくない?」
「生地作るのが面倒なら、焼きあがったものを買えばよくない?」
と思うけれど、どうやらこの需要は結構あるらしい。
どのスーパーでもこの商品を目にしました。
そしてお次は日本でもメジャーになってきているこちら。
グルテンフリー商品。
レストランやファストフード店でも”グルテンフリー”という単語を見かけることも多く、
グルテンフリーが流行りではなく定着している証拠だなと思いました。
こちらも同じような印象を受けました。
環境に優しい洗剤類。
日本よりも種類が豊富で、定着しているみたい。
もちろんそうでないものもあるけれどね。
そしてそして、冷凍食品コーナーがこちら。
日本のスーパーでも幅を利かせているけれど、その比じゃないくらいのスケール。
ピザのコーナーだけで大きな冷凍庫4台分、アイスだけで6台分などなど。
食材ではなくて、そのほとんどが加工品。
お魚のフライ、から揚げ、ラザニア、ハッシュドポテト、パスタなどなど。
しかもどれも日本の家庭用の冷凍庫には入らないだろうパッケージの大きさです。
そして最後、パンコーナー。
大きなベーグルが6個で150円くらい。
東京より食材の価格が高めのバンクーバーで安いものの一つ。
私が感じたバンクーバーで安いものは
ベーグル、パン、ピザ、ポテトチップスの4つ。
それは次の写真の広告からもわかると思います。
ポテトチップスは1袋180gも入って、2つで300円くらい。
ピザも日本の宅配ピザLサイズよりも大きなものが300円くらい。
もしお金がなくて、効率よくカロリーをとりたければこのどちらかがいいだろうな。
そしてブルーベリー1パック(200gくらい)とベーグル6こが同じ値段。
ここでブルーベリーを選べる人はある程度余裕のある人だなと思うわけです。
というのも、バンクーバーを歩いていると日本よりも貧富の差が明らかでした。
路上生活者も多く、彼らがポテトチップスやピザを食べているところをよく見かけました。
日本だったらお豆腐や納豆なら、安価でタンパク質を摂取できるのにね。
スーパーを楽しみながら、そんなことを考えていたのでした。
ちなみに、物は試しとポテトチップスを食べてみましたが、
意外と1袋ペロリといけてしまいました。
普段は全然食べない私がペロリ。
そして日本に帰ってきて、50gのポテトチップスの袋を見て、
「ちっちゃいなぁ」
と思った私。
慣れって怖いわ!