写真は、甘く煮たたけのこを乗せた ” たけのこココアマフィン ” 、
すりおろしたきゅうりを練りこんだマフィン生地の上に自家製味噌を乗せた ” もろきゅうマフィン ” 。
このもろきゅうマフィンは私の中でヒットしたお菓子です。
マフィンに練りこんだきゅうりは思いの外香りが残り、自家製の味噌を少し甘くしたものとの相性は抜群!
と、言葉で説明しても想像しづらいだろうなぁ、この味は。
9月後半にまだ産直で売っていたら、手作り市でも出そうっと。
このお菓子を東京で作っていた6月下旬、ちょうど東京都議選の選挙活動が始まった時期で、演説をする候補者の姿をちらほらと見ました。
その中ではもちろん東京オリンピックに関する話をしている人も見かけましたそれから家に帰り、気になって調べてみたら、
オリンピックに向けて都知事は「Tokyo is a city that accepts diversity. (東京は多様性を受け入れる都市です。)」と謳っています。
障害の有無、性別、人種、宗教などの違いを受容するってことだろう。
その一環として街中のサイン(トイレの男女、電車、バスなど)をわかりやすく、ユニバーサルデザインにしようと頑張ってるけど、
日本人だけでなく世界中の人がわかりやすいサインってなかなか難しいだろうなと思ったり。
そんなことを考えていたら、
そもそも無宗教の人も多い(宗教に馴染みの少ない)、ほぼ単一民族国家の首都がダイバーシティになりうるんだろうかと疑問が湧いてくるの巻。
東京はスロープやエレベーターの設置、段差の少ない街づくりなど身体的な障害者に対する対応はハイレベルだと思う。
東京以上にスーツケースをスムーズに引けた都市はないもの。
ユニバーサルデザインの先進国デンマークは未知、そして私が行ったことのある国も限られているけどね。
この様なハード面での対応も大切だけど、最も大切なのは
「楽しい時間を共有しよう」
という心意気だと思います。
訪日する側も、受け入れる側も、その共通認識があれば、
自然と差別や偏見は少なくなり、手を貸しあえるような空気になるはず。
例えば手創り市会場での犯罪はレアだし、出展者同士で助け合うのは当たり前といった感覚だから。
受け入れ側として完璧な標識を準備する努力は素晴らしい。
しかしもっと長い目で見た時には困っている人に
「何かお困りですか?」
と気軽に声をかけられる国民性や第二外国語の語学力を養う教育に力を入れたらいいのかもね。
だいぶ脱線しましたが、
世界的には黄色人種の日本人はどちらかというと人種差別をするよりされる側にある。
そしてどの国でもそうだけど、利権争いなどで隣国に対してあまり良くない感情を持っている人も多い。日本人もしかり。
私は3回ほど差別的発言を浴びた程度ですが、世の中には命の危険を感じさせるような差別的行為だってたくさんある。
日本人が訪日する人を分け隔てなく気持ちよく迎える事ができたら素敵だな。
あと3年で東京がダイバーシティになれるのか、
協議会にいる友達もいることだし乞うご期待!