新竹のマーケットでパンを売り切った後はみんなでお出かけ。
写真は台湾の高速道路ではなく、快速道路から普通の道路に入るところ。
快速道路は無料だそう。
そして着いたのが南寮漁港。
漁港前では凧がたくさん揚がっていて、人もたくさん。
漁港に併設されている直売センターがこちら。
旬のカニを買い求めている人が多かった様子。
漁港では船にペンキを塗っているところに遭遇しました。
映画の一コマみたいな光景ですな。
それから晩御飯を食べに新竹都城隍廟へ。
上の写真に写っているのは屋台のエリア。
この写真を撮ってから、反対側を向いて撮った写真がこちら。
城隍廟(城隍神が祀られている)と屋台のエリアが一つの空間にあるのは不思議な感じです。
この城隍廟の天井を見てみるとこんな感じ。
鮮やかな色といい、シンプルな組み方といい、なんて美しい天井なんだ!
一回りした後は屋台エリアで晩御飯です。
新竹といえば、ビーフンと肉圓。
肉圓とはなんぞやと思う方が多いと思います。
正解はこちら!
これは店頭に山積みにされている調理前のもの。
調理後の様子がこちら。
モッチモチの生地の中に紅麹につけたお肉が入っていて、周りに紅麹のソースがかかかっています。
この生地は米粉やサツマイモデンプンなどで作られたものだそう。
見た目はかなりクセがありますが、味はお肉と紅麹の塩味でシンプルな仕上がり。
台湾人はモチモチ食感が大好きで、街中でもモチモチを意味する” QQ ”という文字をよく見かけますが、
この肉圓のモチモチ感は最上級でした。
そしてちまきがこちら。
こちらにも紅麹のソースがかけられています。
そしてビーフンがこちら。
左側は日本でもおなじみの細いタイプ、右側は極太タイプ。
見た目はシンプルでそっけないけれど、この味付けが絶妙!
五香粉などのスパイスの香りが複雑に絡み合って、日本では食べたことのない美味しさ。
そしてこちらも新竹名物、貢丸湯。
プリップリの肉団子入りのスープ。
パクチーの香りもベストマッチで美味!
そして謎の一品。
ゼラチン質で、煮付けられた何か。
千切り生姜、紅麹ソースをつけて食べるのですが、クセもなく豚足みたいな印象でした。
ちなみに全て揃った後にオーダー表を見たらこんな感じになっていました。
もうベチャベチャに濡れています。
日本だったらありえないけれど、そんなことを気にしない台湾人が私は大好きだー!
これだけでもお腹いっぱいなのですが、はしごして食べたのがこちら。
牡蠣入りのオムレツ、蚵仔煎。
有名な台湾料理でありながら、ちょっと勇気が出ずに食べていなかった一品です。
旅も終わりに近いから、万が一お腹を壊しても被害は少ないはずだなと判断。
ちょっとモチっとしたオムレツで、スイートチリ&ケチャップみたいな味のソースがかかっています。
こちらもシンプルで美味!
台湾の牡蠣は日本のものよりも小ぶりで、磯っぽさも少なくて食べやすい印象です。
どれも美味な食事でしたが、とにかくお腹がいっぱい。。。
台湾へ来てから食べ過ぎて胃が拡張されたけれど、それでも対応しきれていないほど満腹。
しかしですね、最後は甘いものでしめるのが女性ってものなのです。
新竹特産の仙草というシソ科の植物で作ったゼリーのドリンクです。
牛乳や緑豆など加える材料を選んで出来上がり。
漢方と言うほどクセはないけれど、ほんのり苦味のある香りが絶品。
写真ではサイズがわかりづらいけれど、500mlはあるだろうな。
台湾の甘いドリンクは軒並みサイズが大きくて、私には飲みきれる量じゃないと思っていたけれど、帰りの車内で綺麗に飲みきるの巻。
漢方っぽい味が大好物な事もあるけれど、胃が拡張されている証ですな。。。
それから宿近くで麥夢麵包福利社の二人となっちゃんとお別れ。
こういうお別れに弱い私には辛い時です。
私をこれでもかというくらいおもてなしして下さり、
言葉が不自由ながらも歩み寄りながらコニュニケーションを取って濃い時間を一緒に過ごし、
楽しい時間をありがとうと言ってくれる友人達。
泣きそうになるのをぐっとこらえて、
「感謝してもしきれないくらい感謝しています。」
と伝えるのが精一杯でした。
また台湾には来るし、彼らもまた日本に来るかもしれないし、SNSでお互いの近況はわかるし、寂しくなんかないと思いつつも、
やはり旅先でのお別れは本当に辛いのだ!!!
友人達よ、本当にありがとう。
また絶対に会おうね。