この日はバンクーバー市街地から車で1時間ほどいったところにあるLangley Aquaponic Farm媽媽的菜園に連れて行ってもらいました。
バンクーバー滞在時に私の面倒をとてもよく見てくれたIrisのご親戚が経営している、化学肥料なしで育てているファームです。
写真は大きなビニールハウスの一部。
いろんな夏野菜が育っています。
例えばなす、
オクラ、
トマト、
ちなみにトマトはいろんな種類が育てられていました。
ケール、
ケールはカナダで人気の食材で、スムージーやサラダとしてよく見かけました。
そしてヒユナ。
アマランサスの一種で、葉っぱを食べるお野菜。
炒めて食べるのが主流らしいけれど、生で食べてもくせがなく美味。
そしてコーン、
採りたてのベビーコーンの美味しさは格別でした。
エグミがなくて、プチプチ甘い。
そして瓜科のお野菜。
そして種を取るために放置されていたアーティチョーク。
日本ではイタリア産の瓶詰めや缶詰がほとんど。
生えているのを見るのは初めてでした。
こちらも初めてお目にかかりました。
何の実かわかる人がいるかしら?
これはゴジベリー、クコの実です。
乾燥していない、生のものを見たのは初めて。
生で食べると甘くて、果物っぽい感じ。
こちらはメロン。
自然の力で肥料を作ろうと土を盛っておいたら、種が入っていたらしく、メロンがなったそうな。
こちらはまだ苗になる前のアスパラガス。
アスパラガスが稲みたいな細い葉っぱだということを初めて知りました。
こちらは収穫後のニンニク。
そしてそして、化学肥料なしの農業を助けてくれているのがこちら。
てんとう虫。
アブラムシを捕食してくれるそうな。
そして、今日のタイトルにもある” アクアポニック ”とは何かというと、
「魚と農作物を一緒に育てる農業のやり方」
の事。
魚が汚した水を微生物が分解し、それを栄養として植物が吸収、浄化された水が再び魚のタンクに戻るという循環型の農業だそうな。
こちらが水槽の中のお魚たち。
同じ水槽の反対側にはお野菜が育っています。
根がしっかりと伸びて元気そう。
こういうやり方は知らなかったので、とても新鮮でした。
ちなみに作物が育ちきるまでこの水槽の中で育てるやり方もありますが、
ここではある程度育って苗まで育った段階で土に植えていました。
やり方もいろいろですな。
貴重な体験をさせていただいた上に、たくさんのお土産を頂戴して帰宅しました。
ヒユナ、ビーツ、長ネギ、トマト。
アクや雑味がなくて、これが美味しかったこと!
Irisが紹介して連れて行ってくれなかったら、絶対にたどり着かなかっただろう場所。
とても貴重な体験をさせていただきました。
みんなに感謝としか言いようがありませんな。
最後に農園のお母さんが素敵だったのでご紹介。
40年後にあんな可愛い人になれるかしら。