今日は久しぶりの革手芸についてのお話です。
祖母が革工芸の先生だったこともあり、母も私も趣味で革小物作りをしています。
母はミシンが多いようですが、私は手縫いが好き。
2010年に作ったこちらのお財布は6年間使い倒したのでボロボロでしたが、重い腰が上がらずに使い続けていました。
そしてやっと新調!
今回は領収証を折らずにいれられる長財布にしてみました。
型紙などは作らず、いつも通りの現場施工ですが使いやすいお財布ができました。
中を開けてみるとこんな感じ。
片面をカード入れ、もう片面にはお札&レシート入れと小銭入れ。
小銭入れは上部にマチっぽい余裕を持たせたので取り出しやすくてよろしい!
革を縫うのは難しそうに思われがちですが、道具を揃えてしまえば簡単。
もちろんプロのような仕上がりにはならないけれど、洋裁よりも簡単で手の器用さが問われない気がします。
ブックカバーくらいなら2時間もあればできるはず。
そこで革工芸に必要な道具を紹介したいと思います。
革手芸の基本道具
1、トンカチ
木製のものもありますが、私はホームセンターで購入したゴム製のものを使っています。
理由は、音が静かだから。
結構大きな音がするので、ゴム製の方が無難かも。
2、目打ち
トンカチでこれを使って革に縫い穴をあけていきます。
私が使っているのは菱目打ちという種類。
ヨーロッパ式の目打ちや、平目打ちなど種類はいろいろあります。
写真を見ればわかりますが、かなり鋭利な刃なので取り扱いは要注意。
3、トンカチを使う時の土台になるもの
金属の目打ちをトンカチで叩くので、土台も用意しないと床に穴があいてしまいます。
私はホームセンターで購入したゴム板を引いています。
4、ロウ引き糸
表面がロウでコーティングされた糸です。
5、毛糸針
革専用の針もありますが、私は毛糸針を使っています。
ロウ引き糸は太いので、毛糸くらいの太さの糸が入る穴が空いた針なら何でもOK。
6、革
東急ハンズ、ユザワヤ、浅草橋の問屋街、通販などで手に入ります。
ざっとこんなところです。
プロからみたらお粗末でしょうが、初めて革手芸をする人の参考になれば幸いなり!