
写真はコロナ前の第2回開催時の台日好好マーケットの様子。
若いなぁ私!
台日好好マーケットは実験的な開催を含めると、今年で7年目?
マーケットの裏側は想像以上にトラブルも多く(日本ではあり得ないこともたくさんあって現場対応力つくね)、スタッフはみんな同じように歳を重ねているからヨレヨレで、毎度打ち上げなんてする余力もないのですが、熱意と覚悟を胸に秘めたボスのRuiのもとで打ち込めるありがたさを噛み締めています。
マーケット以外にも私が台湾で何かやる時、いつも台湾人なっちゃんが一緒に動いてくれています。
トリリンガルの彼女はエリート中のエリートで、私とはスペックこそ違いますが、
合理的思考でクール、仕事の速さ、ストレートな物言いと性質的に近いところが多い。
(だから夫同士も近い性質。)
一方で私は「これやる!」と旗を振り出す役、
彼女は「そしたらこれが必要よね。」と土台を固めていく役、と違う役割を担うのが得意なので、一つのことを一緒に進めていく時にスムーズに進めることができます。
なっちゃんには感謝しても仕切れないわけですが、今回もお互い仕事しながらよくやったもんだ!
ありがたや。
今日はそんな裏側の話を一つ。
台湾のマーケットは回を重ねるごとに参加者が増えて、関わる人数も増えると、いろんな思惑、つまり欲が交錯する。
運営側はシステム化を進めていき、
参加者側は目的も多様化して、イベントの趣旨とは少し違う人や無意識に我欲に傾倒する人も出てくる。
その経過や経験が成長につながる部分もありますが、
「これでいいのかな?」
と思う瞬間も出てきます。
例えば、毎度いただく質問とその回答を概要にまとめていっているのですが、大事なのは細かい規則ではなくて、
「何のための場なのか」
「その場における自分の役割は何なのか」
の考察と理解だと強く思っています。
好好マーケットは
「お客さんが作り手からストーリーを聞きながら逸品を買える場」
「作り手がお客さんにストーリーと共に逸品を販売できる場」
です。
それが理解できていれば、
「うちはお菓子屋だけど、お店で出してるお茶も販売したい」
「友達の作家が作ったアクセサリーを私が作った包装紙に包んで販売したい」
が自分の役割ではない、注力すべきはもっと違う場所だと判断できるはず。
逸品が欲しいわけで、あれもこれもあるよ、は不要。
つまり
「規則に則っていればOK」
ではなくて
「自分の役割を理解して全うする」
これに尽きるなと思うわけです。
これは人生でも同じ。
私はお菓子屋としてイベントに参加し始めて15年ですが、本音を言ってしまえば
「イベントは駆け出しの頃が一番楽しい」
と思っています。
日の浅いイベントは出店する側も売上や実利に期待するわけじゃなくて、他の何か(主催者の姿勢に共感して、地域を盛り上げたい、仲間と1日を楽しみたいなと)に背中を押されて自分にできることを探して参加しているし、
運営側も詳細なルールを決めるわけではなく参加者を信じて運営するから。
ただ回数を重ねると、参加者の層が広がって、
「初めての海外出店は楽しかった!」
と仰って下さる事も多くなり、私は自分の役割を果たせたのかもと思える側面もある。
同時に
「形骸化してないだろうか?」
と自分を疑う場面も多くあります。
同じように複数回出店している出展者さんたちも感じているところがあるんじゃないかな。
今年は招待状を発行したり、まだ台湾の多くのマーケットが対応していないところに着手しました。
これは私のカナダでの経験やボスの助言もあって、
全ては繋がっているな、私は恵まれた環境だなと思うのです。
こうしてなっちゃんと私は7年前よりさらにタフ&クリアーになったという実感もあり、
中年サイコーとも思っています。
(なっちゃんは私より若いので一緒にしたら怒られるけど、まぁいいよね。)
というわけで、現時点で頭の中は反省やら次への課題ですでにいっぱいですが、そのマーケット本番で高雄に行ってきます。
自分の役割をしっかり果たしてきます。(断言)
合間にもう2つ個人的コンテンツも盛り込んでいるので、パツパツなInstagramもよろしければお楽しみください。
私の体力が持つのか、自分が一番不安でいっぱいでんがな。
お店は厚木店、国分寺店ともにいつも通り営業いたします。
特別バージョンのお菓子を並べるので、皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
