太陽のマルシェの後、向かったのは
南青山のギャラリーワッツさん。
その前の週に会いに行った郷土菓子研究社さんの個展です。
「450年前の南蛮貿易がポルトガルでなく、オスマントルコだったら」
という設定の個展。
架空の年表、お菓子が並んでいます。
いと面白い!
トルコで食べまくったロクム、
現地で食べたことのないボルボルン、
そして本を購入しました。
本は前から買おうと思っていたけど、
なんとなく、そういう機会が来るんじゃないかと思っていたので、
買わずにいたのでした。
ギャラリーの方に
「サインはどうしますか?」
と言われたので、
どうせならとしていただきました。
そして最後は、
いつも行っている文房具カフェの前を通り過ぎてみるの巻。
お店は地下にあるのですが、
上から見たら、混雑ぶりが伺えたので、
「スタッフ達よ、がんばれー!」
と外から念力を送ってみました。
それから表参道を歩いていたら、
出勤途中のスタッフの子に会い、
手を振って帰路につきました。
それから私は仕込みに入ったのですが、
大満足の1日。
最近、
毎日なにかに追われて過ごしていても、
隙を見つけて
大いに遊ぶ事の大切さを実感しています。
お菓子屋だからってお菓子の事を考え続けてたって、
いいアイデアは見つからない。
キッチンで食材とにらめっこし続けても、
考えが煮詰まってしまう。
一見、全然関係ないようにみえることが
巡り巡って、積もり積もって、
自分が作るものに反映されるんじゃないかなと。
そして、
美術館や舞台などの芸術に触れたい気持ちをグッとこらえつつ、
お菓子を焼いている師走なのである!