まずお知らせ。
8月25日(日)養源寺手作り市に出店します。
2週連続でイベント出店出来て、
この上なく幸せです。
夕立がない事を祈るのみだな。
そして今日の本題。
手作り市の出店をお休みしていた頃、
「時間ができたら、これでカバンを作ろう」
と温めていた革を出してきて、
斜めがけのカバンを作りました。
本革エナメルで、色は黄色。
黄色は黄色でも、
ベタッとしていない黄色がお気に入りです。
エナメルを使ったカバンというと、
シックで上品なもの、装飾過多なもの、
のどちらかが多い気がします。
でも私は
エナメルのツルッとした平面、切りっぱなしの上端、渋い茶色のひもで
『ぐりとぐら』みたいなイメージのカバン
に仕上げました。
中はこんな感じ。
内側に布袋を縫い付けて、ひもで縛れる様にしました。
ちなみにこの布は玉ネギの皮で染めたもの。
そしてその玉ネギは相棒のご両親が作ったもの。
久しぶりの革作業は集中していたらしく、
あっという間にでき上がりました。
布もいいけど、革も楽しいね。
ちなみに私の祖母は革の先生をしていました。
小さな頃、祖母の家で
革の小銭入れを一緒に作った思い出もあります。
その血筋か、
母も私は革が大好きです。
2人とも完全にシロウトだから、祖母がみたら
「こんな変な留め方してるわ」
と言いそうですが、
親子3代で革工芸を楽しんでいる事に違いはないよ。
私には珍しく、
「おばあちゃんに革工芸を教わっておけばよかったなぁ。」
とちょっぴり後悔の念。
でも祖母の革の材料はまだまだたくさんあるので、
私の選んできた材料と合わせて、
もっとおもしろい物を作っていこうと思います。