【猫にお薬を飲ませる方法 錠剤編】

以前、猫にお薬を飲ませる方法 液体編という記事を書きました。
今日はその錠剤編を書こうと思います。

ちーちゃんは警戒心が強いので、獣医さんが注射でお薬を入れてくれたのですが、
傷口が通常の5〜6倍だったため痛みが激しく、食事をする気力が奪われ、そのままでは腎臓に負担がかかって命に関わるとのことで、錠剤のお薬をいただきました。

人に慣れた猫ならば、口を開けてポイッと入れればいいのですが、ちーちゃんには無理。
そこで私が試して、うまくいった方法を書きたいと思います。
同じような問題に直面した方のヒントになれば幸いです。

猫にお薬を飲ませる方法 錠剤編

1、錠剤を潰して粉状にする。

麺棒などで粉状にします。

2、液状のおやつに混ぜて、2分ほどおく。

我が家の猫たちが大好きなのはちゅ〜る。
これに限らず、以前に食べて美味しそうにしていたものを用意します。
これに粉状のお薬を混ぜ込んで置き、一体化させます。(お薬のつぶつぶがなくなるのが理想。)

3、猫にあげてみる。

我が家では普段、ちゅ〜るをチューブのままあげているので、
上の写真と同じようなスタイルであげてみます。
ちゅ〜るのチューブの上に、お薬入りちゅ〜るを載せて、さらに一番上にちゅ〜るそのままを薄く載せて猫の目の前に出してみます。
鼻先に付けると、条件反射で猫は舐め、
「あら、いつもの美味しいちゅ〜るだわ。」
と認識して、お薬入りの部分も食べてくれます。

4、それでもダメなら、おやつドライフードをまとわせる。

猫はいつもと違うものに対して敏感なので、お薬の匂いに気づくと口にしてくれません。
我が家でも最初の4回は3までのやり方で食べてくれましたが、
4回目からは食べてくれず。
そこで3の周りに、おやつ用ドライフード(個包装の少し高価なもの)をまとわせて、お皿に乗せて出してみたところ、食べてくれました。

このおやつ用ドライフードは写真のものに限らず、以前美味しそうに食べていたものを選べば、どの猫でも躊躇なく食べてくれるはずです。

今回は5日間朝晩の投薬をこの方法で乗り切りました。
しかし、次回も同じ方法が通用するとは限りません。
猫の気まぐれさは魅力であり、かつ厄介なのである!